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ブログ英文法 2019年4月13日
英文法解説シリーズ『形容詞・副詞の活用』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
以前のブログで形容詞と副詞のはたらきについて解説しました。
今回は形容詞と副詞の活用を見ていくことにしましょう。
動詞のもとのカタチは「原形」と呼ばれるのに対して、形容詞・副詞のもとのカタチを「原級」と言います。
それを「比較級」「最上級」と活用していきます。
動詞の活用同様、形容詞・副詞の活用にも規則変化と不規則変化があります。
ではそれぞれ例を見ていきましょう。
>>>規則変化
こちらが一般的な活用です。
細かい違いがいくつかありますが、ある一定のルールで変化するだけですので、ルールさえ覚えておけば大丈夫ですね。
原級
比較級
最上級
① tall
taller
tallest
② large
larger
largest
③ early
earlier
earliest
④ big
bigger
biggest
⑤ famous
more famous
most famous
①ただ“er”,“est”をつけるだけです。
②語尾が“-e”の場合は、“-r”,“-st”のみをつけます。
③語尾が“子音+y”の場合は、“y”を“ier”,“iest”にします。
④語尾の子音を重ねて“er”,“est”をつけます。
⑤前に“more”、“most”をつけるタイプです。ちょっとズルい覚え方ですが、6文字以上の単語は“more”、“most”をつけることが多いです。
>>>不規則変化
不規則変化はルールがないので、暗記しなければなりません。
しかし、動詞の不規則変化とはちがい、数が限られていますのできちんと覚えておきましょう。
原級
比較級
最上級
good / well
better
best
bad / ill
worse
worst
many / much
more
most
little
less
least
形容詞・副詞のはたらきを覚えたら、これらの活用をマスターしておきましょう。
比較の単元を学習する上での土台となるので、非常に大切ですよ!
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ブログ留学 2019年4月6日
サンフランシスコ国際空港のおじさん
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
高校2年の夏、ボクは単身アメリカに渡ることになりました。
徳島県にある駅もない田舎町で育ったボクにとって、アメリカという国は想像もできない、余りにもかけ離れた世界でした。
成田国際空港からサンフランシスコ国際空港を経由してシアトル・タコマ国際空港に向かうというルート。
国際線の飛行機に乗るのはそのときが初めて。
飛行機に乗ること自体、人生で2度目でした。
国際線の、しかも乗り継ぎ便。
電車の乗り換えすらしたことなかったボクはもうこれだけで一杯一杯…
そんなアメリカに向かう旅でトラブルが起きました。
サンフランシスコ国際空港に到着する前に、空港なのかどうかもわからない滑走路に着陸するとそのまましばらく飛行機は停止状態。
当然アナウンスはあったと思いますが、そのときのことはあまりよく覚えていません。
どちらにしても英語が聞き取れないボクには何の意味もなかったと思いますが…
それからまた飛行機が動き出し経由地であるサンフランシスコ国際空港に無事に到着。
でもこの段階でボクはもうパニックになっていました。
ここからさらに乗り継ぎをして留学先のシアトルに向かわなければならないので、ちゃんと乗り継ぎできるのかという不安…。
しかもサンフランシスコでは入国審査やら荷物の受け取りやら、次から次へと“試練”が訪れ、もう精神的にヤバイ状態。
そんな余裕の全くないボクが入国審査を終えて、次にどこに進んでいいのかもわからずあたふたしていると、空港の職員さんらしきメキシコ系のおじさんがボクの方を見ているのに気づきました。
そしてボクと目が合うと、ボクから見て左手を指さしながら、笑顔でこう言ったんです。
「コッチ」
おじさんがかけてくれたこの片言の日本語で、ボクの心がどれほど救われたか…
おじさんの笑顔も声もすべてが優しかった。
その言葉を聞いた瞬間に自分の口角が上がったのがわかりました。
何だか懐かしい感覚でした。
それもそのはずです。
ボクは成田空港からずっと笑ってなかったんです。
これは留学を終えて実家に帰り、当時の写真を見て気づいたのですが、普段からいつも笑ってるねと言われるボクが、出発前に成田空港で撮ってもらった写真では全く笑っていませんでした。
ただの一枚も…
それほど緊張と不安でいっぱいだったのだと思います。
おじさんに言葉をかけられたとき、自然と笑うことができ、ボクの心は落ち着きを取り戻しました。
ボクは「サンキュー」と言うと、乗り継ぎのゲートに歩いていきました。
サンフランシスコ空港でのほんの一瞬の出来事。
でもボクはこのおじさんとそのおじさんがボクにかけてくれた「コッチ」というひと言を一生忘れることはないと思います。
今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
おじさん、本当にありがとうございました!
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ブログ英語資格試験 2019年3月30日
スコアが伸びない原因とは…
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
「TOEICを何度も受験しているけれど、スコアがなかなか伸びない…」
そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
原因はいくつかありますが、その中でひとつピックアップしておきたいものがあります。
TOEICに限らず、英語の成績が伸び悩んでいる人のほとんどは“日本語のルールに英語を当てはめて”考えてしまう傾向があります。
ある調査によると、英語を母国語とする人が習得するのに最も時間がかかる言語が日本語だそうです。
つまり、英語と日本語では言語の構造が違いすぎるのです。
それほどかけ離れた言語に日本語のルールは通用しません。
たとえば下の問題を見てみてください。
He ——- us the story.
(A) said
(B) spoke
(C) talked
(D) toldこの問題を見たときに、「彼は私たちにその物語を話してくれた」という日本語訳から答えを導き出そうとするのは、英語という言語の体系を無視しています。
その解き方では正確に問題を解くことはできません。
なぜなら選択肢にあるすべての動詞に「話す」という意味があるからです。
文法用語を使って簡単に説明すると、この問題は第4文型をつくる動詞を選ぶ問題です。
選択肢の動詞の中で、第4文型をつくれるのは(D) toldだけ。
だから答えは(D)となります。
このように英語のルール、つまり英文法に則って考えるように矯正していかなければ、ある一定のレベルを超えることはできません。
本気でスコアを伸ばしたいのなら、日本語に頼るのはもうやめましょう!
英語の勉強の仕方を見直し、今度こそTOEICでスコアアップを目指しましょう!
応援しています(^O^)/
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ブログ英文法 2019年3月28日
英文法解説シリーズ『副詞』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
さて今回は“副詞”について解説していきます。
副詞は修飾するはたらきがありますが、形容詞とは性質が異なります!
形容詞は名詞を修飾するんでしたね。
では副詞は何を修飾するんでしょうか?
>>>動詞を修飾する
The dog swims slowly.
「その犬はゆっくり泳ぐ。」
slowlyという副詞がswimsという動詞を修飾しています。
どんな風に泳ぐのかを説明しているんですね。
>>>形容詞を修飾する
This book is extremely thick.
「この本はとても厚い。」
副詞extremelyが形容詞thickにかかっています。
どのくらい厚いのか説明しているんです。
>>>副詞を修飾する
The professor spoke very fast.
「その教授はとても速く話した。」
副詞veryが副詞fastにかかっています。
このように副詞は副詞自身を修飾することもできます。
>>>文を修飾する
Fortunately, I passed the exam.
「幸運にも私はその試験に合格した。」
Fortunatelyがその後ろの文全体を修飾しています。
いかがですか?
副詞というのはさまざまな品詞や文を修飾することができるんですね。
ただし、名詞を修飾することだけはできません!
・形容詞 ⇒ 名詞
・副詞 ⇒ 名詞以外
このように修飾する相手を整理して覚えておくことが大切です!
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スクール情報ブログ 2019年3月23日
ボクのスクール自慢
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
ボクは早朝のカフェに行くのが好きです。
昼や夜のカフェもいいんですが、早朝のカフェにはちょっと特別な魅力があります。
それは“がんばってる大人”に出会えること。
早朝にカフェに出かけると、就業前に勉強している社会人の方が結構いらっしゃいます。
早朝は話している人もほとんどいません。
みなさん、すごく集中しているのが伝わってきます。
その人たちを見て、ボク自身すごく刺激をもらえるので、週に何度か早起きをしてカフェに出かけます。
ちなみにボクは早朝のカフェで単語を覚えることが多いです。
英語を教える仕事をしているボクですが、単語を覚えるのはあまり好きではありません(笑)
だからできるだけ自分のモチベーションが上がるような環境を選んだり、工夫をしたりして単語の勉強をするようにしています。
早起きをしてカフェに行けば、がんばってる大人から刺激をもらえるんです。
「ボクも負けないぞ」と思える。
だからボクにとって単語の勉強が一番捗るのは、早朝のカフェなんです。
でもただカフェに行くだけではボクは単語の勉強を続けられていません。
ボクが単語の勉強を毎日がんばれる最大の理由は、ボクのスクールに通ってくださっている生徒さんたちの存在です!
「すごくがんばってるんだな~」とレッスンの度に思います。
ボクはどの生徒さんに対しても、「一週間で一冊単語帳を覚えてきてください」と言います。
単語帳のボリュームにもよりますが、ほとんどの場合700~800個という量です。
熟語も合わせて1000個ということもあります。
「そんなに覚えられるわけない」と思われるかもしれません。
でも何の根拠もなく一週間で一冊覚えてきてもらっているわけではありません。
ボクの経験上、一週間で一冊の単語帳を覚えることを6~8周繰り返すと効率よく単語を覚えられるからそうしているんです。
ボクは上京して6年間会社に勤めていました。
会社員の方がどれほど忙しいのか、ボクなりにわかっているつもりです。
毎日の仕事をこなしながら、一週間で何百個もの単語を覚えるのは簡単なことではありません。
どれほど大変なことかもわかった上で、ボクは単語の宿題を出しています。
毎日忙しいはずの生徒のみなさんですが、ちゃんと単語を覚えてこられます!
みなさんとは、本当に“みなさん”なんです!
おとなの英語予備校の生徒さんが、忙しい中努力されているのに、講師のボクが単語をサボるわけにはいきません。
ボクは今一週間に1120個の単語・熟語を覚えています。
正直、ほぼ毎日のように辛いなと思うことがあります。
でも生徒さんもがんばってるんだと思うと、ボクもがんばれます!
大人になってからも自分を成長させようと勉強されている生徒のみなさんこそ、ボクのスクールの最大の自慢であり、最高の魅力です!(^^)!
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