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2023.09
  • ブログ英文法・英語構文 2023年9月20日

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    英文を読んでいると、接続詞の後ろにあるはずの主語と動詞がない文に出会うことがあります。

    接続詞when, while, ifなどの直後が、Ving(現在分詞)やVpp(過去分詞)になっていたり、

    前置詞+名詞のカタチになっていることがあるんですね。

     

    構文を意識し始める中級者くらいになると、このカタチに違和感を覚えると思います。

     

    一体、何が起こっているんでしょうか?

    英会話でも使う表現ですので、今回はそんな接続詞の直後の省略について解説していきたいと思います。

     

     

    ▶ 省略の条件

     

    まずは省略の条件を覚えましょう。

     

    1.主節(メインの文)の主語と従属節(サブの文)の主語が同じ

    2.従属節の動詞がbe動詞

     

    この2つの条件がそろったときに、接続詞の後ろの主語とbe動詞は省略ができるんです。

     

    ちなみに従属節というのが接続詞がついている文のことで、

    大きな副詞のカタマリをつくることから、副詞節と呼ばれたりもします。

     

    それでは早速例文を確認してみましょう。

     

    While I was listening to music, I fell asleep.

    「音楽を聴いている間に、眠ってしまいました」

     

    この英文の主節、つまりメインの文はI fell asleepで、

    従属節、つまりサブの文は接続詞WhileのついているWhile I was listening to musicです。

     

    メインの文もサブの文も、主語は同じIですね。

    1つ目の条件は満たしました。

     

    さらにサブの文にはbe動詞の過去形wasがありますから、

    2つ目の条件も満たしたことになります。

     

    これで接続詞の後ろの主語とbe動詞を省略して、

     

    While listening to music, I fell asleep.

     

    とすることができます。

     

    省略してもしなくても、意味は同じです。

     

     

    ▶ 省略を補ってみる

     

    今度は逆に省略を補ってみましょう。

     

    次の英文を見てください。

     

    Cold chicken is delicious when eaten with salad.

    「サラダと一緒に食べると、冷たいチキンはおいしいです」

     

    このかつてセンター試験で出題された問題です。

    今はセンター試験ではなく、大学入試共通テストになりましたね。

     

    それでは話を戻して、この英文で省略されているものを補ってみましょう。

     

    英文のメインの文はCold chicken is deliciousで、

    サブの文は接続詞のついているwhen eaten with saladです。

     

    接続詞whenの後ろにいきなりeatenという過去分詞がきているので、

    主語とbe動詞が省略されているのがわかります。

     

    省略されているということは、先ほどの2つの条件を満たしているということですよね。

    であれば、whenの後ろの主語はメインの文の主語Cold chickenと同じだったはずですし、

    使われている動詞はbe動詞だったはずです。

     

    実際に省略を補ってみると、

     

    Cold chicken is delicious when cold chicken is eaten with salad.

     

    になります。

     

    2回目のcold chickenはくどくなるので、代名詞itに直して次のようにするといいでしょう。

     

    Cold chicken is delicious when it is eaten with salad.

     

    日本語では「サラダと一緒に食べると」になり、能動な感じになりますが、

    whenの後ろがeatenになっていたのは、

    冷たいチキンは食べられる側なので、受け身のis eatenというカタチだったということも確認できますね。

     

    いかがでしたか?

     

    決して難しいルールではないので、ぜひ覚えて使いこなしてくださいね!

     

     

    今日も応援していますね!

    英語学習がんばってください:)

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  • ブログ英文法・英語構文 2023年9月14日

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    あなたは、付帯状況のwithという文法を知ってますか?

     

    全く知らないという人もいれば、

    言葉だけは知っているという人もいるでしょう。

     

    この付帯状況のwithは知っている人にとっても、

    カンタンそうで意外と難しく、日本語の感覚と違う部分も多いため、

    つかみどころがない感じがするもの。

     

    そんな付帯状況のwithですが、

    中上級レベルになったらぜひとも使えるようになって、英語の表現の幅を広げたいところ。

     

    というわけで今回は、この付帯状況のwithの基本となるポイントを

    プロの視点で解説していきます。

     

     

    ▶ 基本の型と訳

    まずは基本となる型と訳を見てみましょう。

     

    with O C 「OがCの状態で」「OがCのままで」

     

    付帯状況のwithは、withの後ろにO(目的語)とC(補語)

    という2つの要素が置かれ、副詞のカタマリをつくります。

     

    なぜOCというまとめ方をするかというと、

    OCの関係は「イコール」のときと、「主語+述語」の関係が成立するときの2パターンがあるため、

    付帯状況のwithで使われる2つの要素の関係を表現するのに適しているからです。

     

    Oの位置には必ず名詞が置かれますが、

    Cの位置にはさまざまなカタチが置かれ、OCの間に「イコール」「主語+述語」の関係をつくります。

    後ほどそれぞれ解説していきます。

     

    訳すときには、「OがCの状態で」が直訳ですが、

    もう少し柔らかくして「OがCのままで」としてもいいと思います。

     

    ただし、この訳も難易度の高い文章を読むときにはチューニングする必要があります。

    上級者を目指すなら、基本を踏まえてさまざまな文章に触れながら感覚を磨いていきましょう。

     

    それでは、ここから付帯状況のwithのバリエーションを見ていくことにしましょう。

     

    ▶ CがVing or Vpp

     

    付帯状況のwithの表現で有名なのは、

    with O CのCの位置に分詞、つまりVingやVppが置かれているパターンです。

     

    She left the car with its engine running.

    「エンジンをかけたままで、彼女は車を離れました」

     

    付帯状況のwithの箇所、with its engine runningは、

    「車のエンジン(its engine)が、ついている(running)状態で」というのが直訳です。

    この箇所は、主語+述語の関係が成り立っています。

     

    I was listening to music with my eyes closed.

    「目を閉じたままで、私は音楽を聴いていました」

     

    with my eyes closedは、

    「私の目(my eyes)が、閉じられた(closed)状態で」が直訳。

    目は閉じられる側なので、受け身の関係になっていますが、

    こちらも主語+述語の関係です。

     

    ▶ Cが形容詞 or 副詞

     

    今度はCが形容詞や副詞になっているパターンを見てみましょう。

     

    Don’t speak with your mouth full.

    「口をいっぱいにしたままで、しゃべってはいけません」

     

    Cには形容詞fullが置かれていて、

    with your mouth fullの直訳は、

    「あなたの口(your mouth)が、いっぱい(full)の状態で」となります。

    口にものを含んだままという意味ですね。

     

    He fell asleep with the heater on.

    「暖房をつけたままで、彼は眠ってしまいました」

     

    Cの位置にあるのは前置詞のonではなく、副詞のonです。

    「暖房(the heater)が、スイッチオン(on)の状態で」という意味です。

     

     

    ▶ Cが前置詞+名詞

     

    最後にCの位置に、前置詞と名詞のセットが置かれるパターンです。

     

    My little sister came home with tears in her eyes.

    「目に涙を浮かべて、妹は帰宅しました」

     

    Cの位置に、in her eyesという前置詞+名詞のセットがあります。

    「涙(tears)が、彼女=妹の目の中に(in her eyes)にある状態で」が直訳。

    つまり、目に涙を浮かべているということですね。

     

     

    パターンさえわかれば、複雑に感じていた付帯状況のwithもシンプルに見えてくると思います。

    ぜひ今回の基本をしっかり覚えて、使いこなせるようにがんばってください。

     

     

    今日も応援していますね!

    英語学習がんばってください:)

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