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  • ブログ英文法・英語構文 2023年6月12日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校谷口翔太です。

     

    いつも応援いただきありがとうございます!

     

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    「butとhoweverって何が違うんですか?」

     

    ときどき聞かれる質問です。

     

    butは「しかし」で、howeverは「しかしながら」と覚えている人も多いかもしれません。

    他にも、butはカジュアルで、howeverはフォーマルな言い方だと思っている人もいるようです。

     

    でも、多くの人がbutとhoweverの本質的な違いを明確にできていません。

     

    この2つの本質的な違い、それは“品詞”です。

    品詞が違うということは、そもそも使い方が全然違います。

     

    ▶ but

    butは等位接続詞という品詞で、

    前後が同じカタチになっていなければなりません。

     

    I studied hard, but I didn’t pass.

    「一生懸命勉強しましたが、合格しませんでした」

     

    このbutはI studied hardという文と、I didn’t passという文をつないでいます。

    文と文をつないでいるわけです。

     

    前後が同じカタチになればいいわけですから、次のような使い方もできます。

     

    He is thin but eats a lot.

    「彼は細いけれど、たくさん食べます」

     

    この文では、isという動詞と、eatsという動詞をつないでいます。

     

    It was expensive but delicious.

    「それは高かったけれど、おいしかったです」

     

    この文では、expensiveという形容詞と、deliciousという形容詞がつながれています。

     

     

    ▶ however

    butと違ってhoweverは副詞です。

    副詞はつなぐはたらきはなく、動詞や文を修飾したりします。

    ちなみに、howeverを「しかしながら」と覚えている人は多いですが、

    「しかし」で大丈夫です。

     

    I studied hard. However, I didn’t pass.

    「一生懸命勉強しました。しかし、合格しませんでした」

     

    先ほど、butで使った例文と同じ内容の文ですが、

    英文を見ていただければ分かる通り、howeverは後ろの文を修飾しているだけで、

    文をつないではいません。

     

    このようにhoweverは、

     

    1. SV. (However), SV.

    2.  
    3. SV. SV, (however).

    4.  
    5. SV. S, (however), V.

     

    などのような位置で使われます。

     

    いずれも、前の文はピリオドで一旦終わっていて、howeverはつなぐはたらきをしていません。

     

     

    本質的なbutとhoweverの違いをぜひ覚えて使いこなせるようにしてください!

     

    今日も応援していますね!

    英語学習がんばってください:)

               
    ブログ著者

    谷口 翔太
    Shota Taniguchi
    株式会社おとなの英語予備校 代表取締役。
    全国通訳案内士国家資格|
    英検1級|TOEIC985点
    IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞者


    高校、大学で2度のアメリカ留学を経験。日本とアメリカの大学で英語学と英米文学を学ぶ。
    学習塾、予備校、ビジネススクールなどを経て、おとなの英語予備校を開校。
    英語の本質をついたわかりやすく楽しい授業は、多くの企業の語学研修や大学の講義でも高い評価を受け続けており、大好評となっている。



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