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ブログ英語資格試験 2023年8月24日
間に合わないのはスピードのせいじゃない!
こんにちは!
おとなの英語予備校の谷口翔太です。
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大学受験や資格試験は、時間との勝負です。
限られた時間内に結果を出すことが求められます。
講師業をしていると、多くの英語学習者から、
「どうすれば速く読めるようになりますか?」
という質問をされます。
この質問に対して、ボクはよくこう返答します。
「ゆっくり読めば、内容を理解できるんですか?」
この段階で、鋭い人はすぐにボクのメッセージに気づき、
自分の課題が何であるかを認識してくれます。
「どうすれば速く読めるようになりますか?」という質問をする人は、
試験で間に合うようにするためには、スピードを上げなければいけないと思っています。
これは、ネイティブやプロの講師も含めてです。
しかし、試験で間に合わない根本的な原因は他にあります。
▶ 根本的な原因は、英文を正確に読めないことにある
ボクの教室には、英検やTOEICなどの資格試験を受けるために通われる方が何人もいらっしゃいます。
現在通われている方にも、目標を突破して卒業された方にも、
ボクは“速く英文を読む方法”を伝えたことは一度もありません。
ボクがずっと変わらず伝え続けていること。
それは、
「英文を“正確に読める力”を身につけましょう」
ということです。
英語を正確に読める力があれば、スピードは自然に上がります。
問題なのは、スピードがないことではありません!
英文を読んだときに、すぐに内容が理解できないことや、何となくしか理解できないことが問題なんです。
そしてもっと問題なのは、本人は内容を分かった気になっていても実は違った内容だったということ。
これは、英語がある程度できるようになってきて、少し自信がついてきた人にありがちです。
試験で間に合わないという悩みを抱えているなら、根本的な問題を解決しましょう。
正確に読める力を身につけましょう。
そうすれば、英文を一回読めば内容がスッと入ってきます。
内容がスラスラ入るようになれば、時間内にちゃんと解けるようになります。
あなたに足りないのはスピードではありません。
英文を正確に読める力が足りないんです。
今一度、あなたはどのくらいの精度で英文を読めているのか、確認してみてはいかがでしょうか。
今日も応援していますね!
英語学習がんばってください:)
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ブログ学習法英語資格試験 2022年10月18日
リスニング力UPのカギは●●力
こんにちは!
おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。
いつも応援いただきありがとうございます!
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リスニングの勉強って、何をすればいいんだろう?
そんな悩みを持った英語学習者は多いと思います。
ボク自身も、リスニングの対策として、いろいろなことを考え実践してきました。
英語を教えるようになってからも、受講生それぞれの課題を考えながら、
どうすればリスニング力が伸びるのか考え続けてきました。
リスニングの勉強というと、音声を聞く練習が一般的です。
「シャドーイング」や「ディクテーション」という学習法を聞いたことがある人もいると思いますし、
そのような学習法を薦める人も多いでしょう。
もちろん、リスニング力を伸ばすためには、このような音声認識の力を鍛える訓練は大切です。
しかし、今回のブログでお伝えしたいのは、もっともっともっと根本的なこと。
それは、耳を鍛える前に“語彙力をつける”!
ということ。
リスニングができない最大の原因は、聞き取る力が不足しているのではなく、
単純に英語の語彙力が不足しているんです!
音を聞けても、その単語の意味を知らなかったら理解できるわけがありませんよね。
これまで多くの方の英語学習をサポートしてきましたが、
音を聞く練習をしなくてもリスニング力を伸ばしている人の方が圧倒的に多いです。
そのくらい単語を覚えるだけでリスニングは劇的に変わるということです。
これが基本中の基本。
語彙力を鍛えずに、耳で聞き取る練習ばかりしていては効率も悪くなります。
語学は語彙にはじまり語彙に終わる。
ちゃんと語彙力をつけていきましょう!
今日も応援していますね!
英語学習がんばってください:)
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ブログ英語資格試験 2022年6月7日
英語の文章を読むとき、これを意識できていますか?
こんにちは!
おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。
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あなたには、英語の文章を読む機会はどのくらいあるでしょうか?
仕事で英語を使うようなビジネスパーソンであれば、Eメールや案内などの文章を英語で読む機会は日常的にあるでしょう。
大学や大学院に通われている人であれば、英語の論文を読まなければならない!ということもあるでしょう。
また、ネットで英語の記事や、通勤時間に洋書を読んでいる人もいるかもしれません。
資格試験の対策をしている人であれば、長文読解の問題を読んでいることでしょう。
文章のタイプにはさまざまな種類がありますが、
どんなタイプの文章であっても、英語の文章を読むときに意識して拾わなければならない情報があります。
それは・・・
「一般論」と「筆者の主張」です!
一般論とは、簡単に言うと、世の中の多くの人が考えていることや、思っていること。
筆者の主張とは、書き手が言いたいこと、伝えたいことです。
どんな文章を読むときも強弱をつけて読むことが大切です。
この強弱のつけ方にはいろいろありますが、まずは一般論と主張の対比を読み取ることです。
英語の文章を読むとき、多くの人がそれを自分の母語に訳して満足してしまっています。
例えば日本人なら、英語を日本語に翻訳して、それで読めた気になっています。
そうではなくて、その文章の中で書き手が何を伝えたいか、
“書き手のメッセージ”を受け取ることが大切なんです!
今このブログを読んでいるあなた!
このブログで、ボクが伝えたいメッセージをしっかり受け取っていただけていますか?
ボクの主張は伝わっていますか?
英語で文章を読むときも、
その文章を書いている人が何を伝えたいのか、
それを意識して読むようにしてください。
最後にボクの主張をもう一度言います。
英語の文章を読むときは、「一般論」と「筆者の主張」を読み取る!
これを意識できるようにしましょう。
今日も応援していますね!
英語学習がんばってください:)
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ブログ英語資格試験 2020年1月25日
最後まで解き切れない最大の原因
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
英語の講師をしていると毎年必ず聞かれる定番の質問というのがいくつかあります。
そのひとつが、
「どうすれば速く読めるようになりますか?」
という質問。
英語の資格試験や大学入試の問題を解いていて時間が足りないと、つい「自分は読むスピードが遅いから間に合わないんだ」と考えてしまうと思います。
しかし、この「どうすれば速く読めるようになるのか」という質問をする人は、なぜ間に合わなかったのかを正確に分析できていないことがほとんどです。
ボクはこの質問をされる度に、このように返します。
「時間があれば、読めたんですか?」
ボクが言いたいのは、読むスピードを上げることを考える前に、そもそも正確に英文を読める力があるのか、ということ。
時間制限がなくて、じっくり読んだら英文の内容を100%理解できる!という方になら、どうやって速く読めるようになるのか解説してもいいと思います。
でも、そもそもゆっくり読んでも英文の内容を理解できないのなら、スピードを上げてもさらに内容が理解できなくなるだけです。
もしあなたが英語の資格試験などで、間に合わないことがあるとすれば、それは読むスピードが遅いからではなく、正確に読める力がないからです!
正確に読める力がないと同じ箇所を何度も何度も読んだりしてしまいます。
なぜ何度も読んでしまうのかというと、それはその箇所の内容が理解できていないからです。
一度読んだ箇所は一回で内容を理解できるだけの「正確に読める力」さえあれば、何度も同じところを読まなくて済みます。
それができれば、英語を読むスピードを上げなくても、時間の問題はほぼ解決するんです。
表面的な部分にとらわれずに、とにかく地道に純粋な「英語力」を鍛えることが一番の近道だということだけは間違いありません。
是非それだけは忘れずに英語学習に取り組んでくださいね。
今日も応援しています!
がんばってください:)
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ブログ英語資格試験 2019年3月30日
スコアが伸びない原因とは…
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
「TOEICを何度も受験しているけれど、スコアがなかなか伸びない…」
そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
原因はいくつかありますが、その中でひとつピックアップしておきたいものがあります。
TOEICに限らず、英語の成績が伸び悩んでいる人のほとんどは“日本語のルールに英語を当てはめて”考えてしまう傾向があります。
ある調査によると、英語を母国語とする人が習得するのに最も時間がかかる言語が日本語だそうです。
つまり、英語と日本語では言語の構造が違いすぎるのです。
それほどかけ離れた言語に日本語のルールは通用しません。
たとえば下の問題を見てみてください。
He ——- us the story.
(A) said
(B) spoke
(C) talked
(D) toldこの問題を見たときに、「彼は私たちにその物語を話してくれた」という日本語訳から答えを導き出そうとするのは、英語という言語の体系を無視しています。
その解き方では正確に問題を解くことはできません。
なぜなら選択肢にあるすべての動詞に「話す」という意味があるからです。
文法用語を使って簡単に説明すると、この問題は第4文型をつくる動詞を選ぶ問題です。
選択肢の動詞の中で、第4文型をつくれるのは(D) toldだけ。
だから答えは(D)となります。
このように英語のルール、つまり英文法に則って考えるように矯正していかなければ、ある一定のレベルを超えることはできません。
本気でスコアを伸ばしたいのなら、日本語に頼るのはもうやめましょう!
英語の勉強の仕方を見直し、今度こそTOEICでスコアアップを目指しましょう!
応援しています(^O^)/
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