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英文法
  • ブログ英文法 2023年1月11日

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    あなたは、butとhoweverの違いを明確に説明できますか?

     

    ボクが学習塾や予備校に勤めていたとき、高校生から何度も質問を受けたもののひとつです。

    もちろん、社会人を中心に教えるようになった今でも、よく聞かれる質問です。

     

    今回は、このbutとhoweverという単語の違いを見ていくことにしましょう。

     

     

    butとhoweverの共通点

    なぜbutとhoweverの違いがわからなくなるのかというと、

    それは意味にフォーカスしてしまっているからです。

     

    この2つの単語はどちらも「しかし」とか「でも」という意味です。

    英語を教えていると、butは「しかし」、howeverは「しかしながら」と覚えている人が多い印象ですが、

    「しかし」と「しかしながら」は言い方の問題で意味は同じです。

    ここに違いはありません。

     

    butとhoweverは品詞が違う

    では、一体何が違うのか?

     

    答えはズバリ、品詞です!

     

    butとhoweverは品詞が違います。

    そんなこと重要なのか?と思ったあなた!

    めちゃくちゃ重要です!

     

    まず、butは等位接続詞という品詞です。

    これは前後が同じカタチのものをつなぐ性質があります。

     

    She was not feeling well, but she went to work.

    「彼女は体調が優れませんでした。しかし、仕事に行きました」

     

    この英文では、butを中心に前と後ろに主語+動詞(S+V)のある文が置かれています。

    SV, but SV.と同じカタチをつないでいますね。

     

    この英文の主語はどちらもsheですから、次のようにすることもできます。

     

    She was not feeling well but went to work.

     

    意味は先ほどと同じですが、butがつなぐものが変わります。

    ここでは、動詞の過去形was not feelingとwentをつないでいるということです。

     

     

    一方、howeverは副詞です。

    副詞は文をつなぐことはできません

     

    She was not feeling well. However, she went to work.

    「彼女は体調が優れませんでした。しかし、仕事に行きました」

     

    howeverを使う際は、このように2つの英文を1文につなぐことはできません。

     

    細かい違いに思えるかもしれませんが、

    英語というのは型を重視する言語です。

     

    意味よりも、型の方が重要です。

    ここを意識しながら勉強できる人は、英語の習得速度がアップします。

     

    まとめ

    ・butとhoweverはどちらも「しかし」という意味で違いはない

    ・butとhoweverは品詞が違う!but→等位接続詞、however→副詞

     

     

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  • ブログ英文法 2022年6月21日

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    ボクの教室には、大人になってから英語の勉強をやり直したいという方がたくさん来られます。

    さまざまなレベルと年齢層の方にご受講いただいていますが、

    そのほとんどは基礎の基礎からやり直したいという方たちです。

     

    基礎からやり直す際に、まず覚えてもらわないといけないことがいくつか出てきます。

     

    そのうちのひとつが、動詞の不規則活用です。

     

    規則活用の場合、動詞の語尾に原則-d, -edをつけるだけで大丈夫ですが、

    不規則活用の場合は、規則がないため、覚えてもらうしかありません。

     

    しかも、普段よく使う一般的な動詞ほど不規則活用であることが多いんです。

     

    例えば以下のようなものがあります。

     

    leave-left-left  「去る」

    take-took-taken 「取る」

    cut-cut-cut 「切る」

     

    中学生のときに、何度も声に出したり、ノートに書いたりして覚えた記憶がある方も多いはず。

     

    ボクの教室の受講生のみなさんにも、入会してすぐに少しずつ覚えてきていただくものなのですが、

    この不規則活用の中にひとつだけ異質なものがあります。

     

    それが、

    go-went-gone 「行く」

    です。

     

    原形のgoと過去分詞形のgoneのつながりは分かりますが、

    過去形のwentは明らかに違う動詞に見えますよね?

     

    実はこのwentはもともとwend「向かう、進む」という動詞の過去形だったんです。

    goにはgoed(ここではあえてgoedという表記にしておきます)という過去形が存在していましたが、

    16世紀以降、同じような意味で使うwendの過去形であるwentが好まれるようになってきたわけです。

     

    そのため、本来は他の動詞であったwentがgoの過去形になりすますという現象が起きたんですね。

     

    言葉というのは、人が使いながらこんな風に少しずつ変化していくものなんですね。

     

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  • ブログ英文法 2022年5月24日

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    「willとshallって何が違うんですか?」

     

    ボクが企業研修などでときどき聞かれる質問のひとつです。

     

    この質問が出るということは、willとshallの共通点を知っているんだと思います。

     

    違いを解説する前に、簡単に共通点をお話ししておくと、

    この2つの助動詞は文法書などで「意志未来」という言葉で分類されています。

    どちらも「意志」が関係していて、「未来」のことを表現するときに使われるという点では共通しています。

     

    しかし、この2つには明確な違いがあります。

     

    シンプルに言うと、

     

    will は「人の意志」

    shall は「神の意志」

     

    という違いです。

     

    〇will=人の意志

     

    willは人の意志を表すため、助動詞として動詞と共に使うと、

    「~する意志がある」という意味になります。

     

    I will pass the exam.

    「私には、その試験に合格する強い意志がある」→「絶対その試験に合格してみせる」

     

    みたいな感じで使います。

     

     

    〇shall=神の意志

     

    それに対してshallは神の意志を表すので、

    「~する運命である」という意味にとれます。

     

    マッカーサーのI shall return.「私は必ず戻ってくる」は有名な言葉ですが、

    「私が戻ってくるのは神の意志によって決まっている」→「私は戻ってくる運命なのだ」ってニュアンスがわかれば大丈夫ですね。

     

    英語で書かれた聖書を読むとshallはたくさん出てきますが、

    「神の意志」という本来の意味から考えれば納得できますよね。

     

     

    日常では、Shall I ~?「(私が)~しましょうか」とShall we ~?「(一緒に)~しませんか」という決まり文句でしか使われなくなりましたが、これらはshallの本来の意味が失われていますね。

    ただ何となく上品で堅い感じがするのは、本来の意味の影響もあるのかもしれません。

     

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  • ブログ英文法 2022年2月22日

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    英語学習者の初・中級者に多い間違いのひとつにhearとlistenの区別があります。

     

    この2つの単語は「聞く」という意味で覚えている方が多いと思いますが、

    一体何が違うのでしょうか?

     

    英語のネイティブスピーカーや、日本人でも英語ができる人たちがよくする説明が次のようなものです。

     

    hearは「聞く」「聞こえてくる」という意味で、

    listenは「聴く」「耳を傾ける」という意味。

     

    例えば、街を歩いていてお店などから流れる音楽が聞こえてきたなら、

     

    I heard music. 「音楽が聞こえてきた」

     

    というようにhearを使います。

     

    しかし、車を運転しているときに音楽を聴きたくなって、音楽をかけたなら、

     

    I listened to music. 「音楽を聴いた」

     

    となり、listenを使います。

     

    確かにこのhearとlistenの意味の違いの説明自体は間違っていないのですが、

    英語を学ぶときにもっとも重要なのは“型”や“語順”などのルールの方です。

     

    実は、hearとlistenというのは動詞の種類が異なるんです。

     

    英語の動詞には「自動詞」「他動詞」があります。

     

    カンタンにいうと「自動詞」は直後に目的語になる名詞が不要な動詞で、

    「他動詞」は直後に目的語になる名詞が必要な動詞です。

    この目的語は英語でObjectと言い、

    頭文字を取ってよくOと表記されます。

     

    このことを踏まえて先ほどのhearとlistenの英文をもう一度見てみましょう。

     

    I heard music.

    I listened to music.

     

    hearは直後に名詞のmusicが置かれていて、これがhearの目的語(O)になっています。

    一方、listenは直後に前置詞toがあり、その後にmusicが置かれています。

     

    つまり、hearは「他動詞」で、listenは「自動詞」という違いがあるんです。

     

    「他動詞」は直後に目的語を置けますが、

    「自動詞」は前置詞がないと目的語を置くことができません。

     

    英語の学習を効率化するためには、このようなルールを知る必要があります。

     

    TOEICなどの資格試験でもそうですが、

    空所補充の問題では、「英文の意味から考える」のではなく、

    「英語の型から考える」ようにしましょう!

     

     

    ちなみに、最後にhearとlistenの違いをもうひとつだけ。

     

    hear「聞こえてくる」は“状態”であるため進行形にできませんが、

    listen「耳を傾ける」は“動作”なので進行形にできます。

    これもそれぞれの単語の性質を捉えたとても大切なことです。

     

    英語は“意味”からではなくて、“型”から考える!!

     

    これ、忘れないでくださいね。

     

     

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    英語で「見る」という意味の単語はいくつかありますが、

    代表的なものとしてseewatchを思い浮かべる人は多いと思います

     

    この2つはどう違うのでしょうか?

     

    もちろん意味の違いもあるんですが、

     

    そもそもwatch進行形にできるのに対して、

    「見る」という意味ではsee進行形にできないんです。

     

    ※ちなみに「付き合う」と意味のときは、seeを進行形にして、
     I’m seeing someone.「付き合っている人がいる」と表現します。

     

     

    ボクはいつも「英語は“型”が重要だ」と言っています。

     

    同じような意味を持っている単語を見たときに、ネイティブスピーカーやプロも含めて、その意味の違いを説明することが多いですが、

    もっとも大切なのは“型”だったり、その単語を使うときのルール、つまり“英文法”だったりします。

     

    まずはそれを覚えておいてくださいね。

     

     

    今お伝えした通り、seewatchには進行形にできるかできないかの違いがありますが、今度は意味の違いを見てみましょう。

     

    see

    seeの本来の意味は「視界に入ってくる」って感じです。

    意識的に見ようとしているわけではないんです。

     

    watch

    それに対してwatch「意識的に見る」という感じ。

    自ら進んで、自分の意志で見るわけです。

     

     

    英会話の場面で考えてみましょう。

     

    「~を見かける」というときは、たまたま“視界に入ってくる”わけですから、watchではなく、seeを使います。

    「ポスターを見かける」はsee a posterです。

     

     

    英語で「気をつけて」という意味の熟語にwatch outがあります。

    “外側(自分の周り)を意識して見る”という意味から「気をつけて」となりました。

    気をつけるときは意識するわけですからsee ではなく、watchを使います。

     

     

    映画館で映画を見るときは、see a movieと言います。

    これは意識する、しないにかかわらず、自動的に映画は放映され、大きなスクリーンから“視界に飛び込んでくる”から。

     

    自宅などで映画を見るときは、watch a movieと言いますが、

    こちらの場合は、自分で見たいから“意識して見る”わけですから、watchですね。

     

     

    英語を使うときにこの違いを少し意識してみると、英文法の世界がよりカラフルに見えるようになりますよ!

     

     

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