英文法 | 神田 新日本橋 大手町の英語 英会話教室

「英文法」
  • ブログ英会話 2024年4月26日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校の谷口翔太です。

     

    英会話で日常的に使われる2種類の疑問文があります。

     

    否定疑問文付加疑問文です。

     

    どちらも非常に頻繁に使われる疑問文のカタチで、

    英語を学んでいる人にはぜひ覚えておいてほしい表現です。

     

    どちらも中学英語のレベルですが、

    日本では毎年多くの方が受験されるTOEICでも、

    リスニングを中心に出題され、

    受験者を悩ませる問題となっています。

     

    今回はそんな否定疑問文と付加疑問文について

    解説したレッスンの様子を動画でご覧いただければと思います。

     

    どちらも短い動画ですが、押さえるべきポイントを整理していますので、

    資格試験や英会話で役立てていただければ嬉しいです。

     

     

    ▶ 否定疑問文

     

     

    ▶ 付加疑問文

     

     

     

    応援しています!

    英語学習がんばってください:)

  • ブログ英会話 2024年4月19日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校の谷口翔太です。

     

    英語で「~だといいな」とか、「~になりますように」という表現をしたいとき、

    多くの人がwishを使いがちです。

     

    もちろん、wishにはこのような意味がありますから、問題ない場面もあります。

    でも逆に問題がある場面もあるんです。

     

    今回は、「望む」という意味をもつhopeとwishを比較しながら、

    明確な使い分けを解説したいと思います。

     

     

    ▶ hope

    hope that SVというカタチで、

    「SがVすることを望んでいる」という意味です。

     

    thatの後ろで望む内容を伝えます。

     

    I hope {that} it will not rain tomorrow.

    「明日雨が降らなければいいなあ」

     

    that it will not rain tomorrowは望む内容ですね。

    「明日雨が降らないこと」を望んでいるってことです。

     

    ちなみに接続詞thatは省略が可能です。

     

    カンタンですよね。

    では、今度はwishの使い方を見てみましょう。

     

     

    ▶ wish

    wishもhopeと同じように、後ろにthat SVをとれます。

    thatの後ろに望む内容がきますが、hopeとは違いがあります。

    例文を見てみましょう。

     

    I wish {that} I were a little younger.

    「もうちょっと若かったらなあ」

     

    I wish {that} I could sing like Ronnie James Dio.

    「ロニー・ジェイムス・ディオのように歌えたらいいなあ」

     

    さあ、さっきのhopeとの違いがわかりますか?

     

    実はwish that SVのSVは必ず仮定法でなければなりません。

    仮定法とは、“ありえないこと”です。

     

    仮定法なので、動詞のカタチは過去形になっていることにも注意。

     

    I were a little youngerは、「今よりももう少し若ければ」ということですから、

    現実的に年齢が若くなることは“ありえない”のでwishを使います。

     

    I could sing like Ronnie James Dioも、「ディオのように歌えたら」ということなので、

    現実では彼のように歌を“歌えない”わけですから、wishなんです。

     

    ちなみにRonnie James Dioはさまざまな有名バンドでも活躍したHR/HM系のシンガーです。

    個人的な趣味ですみません・・・(笑)

     

     

    さあ、hopeとの違いがわかりましたか?

     

    hope that SV → 現実的にありえることを望む

    wish that SV → 現実的にありえないことを望む

     

    これを踏まえて、ちょっと英作文に挑戦してみましょう。

     

    体調を崩している人に、

    「あなたがすぐによくなることを望んでいます」

    と伝えたいとき、どう言えばいいでしょうか?

     

    正解は、

     

    I hope {that} you will get well soon.

     

    です。

     

    get wellは「体調がよくなる」という意味。

     

    このメッセージを伝えるときには、wishではなく、hopeがふさわしいです。

    なぜなら、体調がよくなることは現実的に“ありえる”話ですし、

    実際にそうなってほしいですもんね。

     

    これがwishを使ってしまうと仮定法ですから、

    相手の体調がよくなることは“ありえない”ってことになっちゃいます。

    お気をつけください。

     

     

    ▶ wish + 人 + モノ

    wish that SVのカタチを使うときは、“ありえない”内容だとお伝えしましたが、

    実はwishにはふつうに望む内容を伝えるカタチもあります。

     

    こちらも英会話で非常によく使う表現なので、

    最後にもうひとつだけwishの語法をご紹介しておきます。

     

    I wish you good luck.

    「幸運を祈っています」

     

    Wish me luck.

    「幸運を祈っていてください」

     

    I wish you a Merry Christmas.

    「楽しいクリスマスになりますように」

     

     

    これらはすべてwish+人+モノのカタチをしていて、

    文型では第4文型SVOOになります。

     

    このカタチでは、ふつうに望む内容なので、仮定法ではありません。

     

    ちなみにhopeにはこのカタチがありません。

     

     

    いかがでしたか?

    hopeとwishには他にも表現がありますが、

    今回は日常でよく使われるものだけを取り上げました。

     

    まずは今回の表現をマスターして、使い分けができるようにしてくださいね。

     

    応援しています!

    英語学習がんばってください:)

  • ブログ英会話 2024年4月12日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校の谷口翔太です。

     

    「盗む」をいう意味の動詞にはstealrobがあります。

    日本語にすると同じ意味ですが、実はこの2つには文法上の明確な違いがあります。

     

    英語は“型”を重視する言語です。

    意味だけを覚えていても、文法や語法、そして構文などの知識がないと正確に使いこなせるようになりません。

     

    今回はstealとrobの違いを解説します。

    簡単な違いしかありませんので、ぜひ覚えてくださいね。

     

     

    ▶ stealの対象は「モノ」

    stealの後ろには必ず「モノ」が置かれます。

     

    Someone stole several hundred dollars from the bank.

    「誰かがその銀行から数百ドルを盗みました」

     

    英文ではstealの過去形stoleが使われていて、

    その直後には盗まれたseveral hundred dollars「数百ドル」が置かれています。

    実際に盗まれる対象となる「モノ」がくるんです。

     

    ちなみに、「どこから」もしくは「誰から」盗むのかを示すときには、from ~をつけます。

    もちろん、つけなくても英文は成立します。

     

     

    ▶ robの対象は「人」

    stealの対象が「モノ」であるのに対し、robの対象は「被害者」です。

    被害を受けた人が置かれることが多いです。

     

    Someone robbed the woman of her watch.

    「誰かがその女性から腕時計を盗みました」

     

    このようにrobの後ろには、「被害者」のthe womanがきています。

    ちなみに、被害者が盗まれた物を示す場合はof ~をつけます。

    この英文であればof her watchの部分です。

    盗まれた物を示す必要がない場合はつけなくても大丈夫です。

     

    もうひとつ、英文を見てみましょう。

     

    Someone robbed the bank.

    「誰かがその銀行で強盗を働きました」

     

    この英文のrobの後ろには「人」ではなく、the bank「銀行」がきています。

    これは銀行が「被害者」だからです。

    このように純粋に「人」を表す語句でなくても、「被害者」ならrobの対象になります。

     

     

    ▶ 受動態のカタチに注意

    stealとrobはもうひとつ注意しなければならないことがあります。

     

    それは「盗まれる」と言いたい場合です。

    「盗む」を受け身にすると、「盗まれる」となります。

     

    しかし、何となく意味だけを考えて英語に直してしまうと、とんでもないミスにつながります。

     

    ここで一旦整理しておきましょう。

     

    「モノ」が盗まれる場合は、

     

    モノ is stolen {from ~} 

    「{~から}モノが盗まれる」

     

    のカタチを使います。

     

    Several hundred dollars were stolen.

    「数百ドルが盗まれました」

     

    stealを受動態にする場合は、盗まれるモノが主語になります。

     

     

    誰かが盗みの被害を受ける場合は、

     

    人 is robbed {of ~} 

    「人が{~を}盗まれる」

     

    のカタチを使います。

     

    The bank was robbed.

    「その銀行は盗みの被害を受けました」

     

    robを受動態で使うときは、主語になるのは盗みの被害者です。

     

     

    文法上のルールを守って、きちんと伝わる英語を使いましょう。

     

     

    応援しています!

    英語学習がんばってください:)

  • ブログ英文法・英語構文 2024年3月22日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校の谷口翔太です。

     

    前回のブログでは、makeの意味を文型を使って整理してみました。

     

    今回も意味がたくさんある動詞を文型で整理したいと思います。

    今回扱うのはleaveです。

    makeは5つの文型をとれましたが、leaveは4つの文型をとれます。

    makeより1つ少ないですが、それでも4つも意味を覚えるのは大変・・・

     

    でも大丈夫です!

    文型が解決してくれますよ。

     

    早速見ていきましょう。

     

    文型の使い方については、こちらの動画もご参考ください。

     

     

     

    ▶ leaveの意味① 「向かう」

    第1文型SVのとき、動詞は“進行”の意味になります。

    leaveもSVの文型をとれるので、“進行”の意味があります。

    そのときには、「行く」「向かう」と訳しましょう。

     

    I left ( for Fukuoka ).
    S  V

    「私は福岡に向かいました」

     

    for Fukuokaは【前置詞+名詞】のカタマリで、

    文型にはカウントされません。

     

     

    ▶ leaveの意味② 「~を去る」

    第3文型SVOのとき、動詞の意味は特定できません。

    SVOのときだけは単語力の勝負です。

     

    でもleaveの意味と言えば、「去る」が出てくる人は多いはず。

    この意味はSVOのときの意味なんですね。

     

    I left Fukuoka.
    S  V         O

    「私は福岡を出発しました」

     

     

    ▶ leaveの意味③ 「~を与える」

    第4文型SVOOでは、動詞は“与える”の意味になります。

    leaveもSVOOの文型をとるときは「与える」と訳します。

     

    I left him a message.
    S  V      O            O

    「私は彼にメッセージを与えました」

     

    意訳すると、「私は彼に伝言を残しました」ということです。

     

     

    ▶ leaveの意味④ 「~のままにする」

    第5文型SVOCは、因果関係を示す文型です。

    【Sが原因で、結果OはCになる】という関係が成立するんです。

     

    SVOCのときは、多少不自然な訳になっても、

    因果関係を意識できたほうがネイティブの感覚がわかっていいですよ。

     

    I left the door open.
    S  V         O               C

    「私によって、そのドアは開いたままになりました」

     

    I「私」が原因で、結果the door「そのドア」はopen「開いた」状態だったんです。

    意訳すると、「私は、そのドアを開けっ放しにしました」

     

     

    4つの文型をとるleaveは、当然4つ意味があるということ。

    ちゃんと整理しておいてください。

     

    応援しています!

    英語学習がんばってください:)

  • ブログ英文法・英語構文 2024年3月15日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校の谷口翔太です。

     

    英語の動詞には、いくつも意味があるものがあって、

    覚えるのが大変ですね。

     

    そんな複数の意味を持つ動詞も、

    実は文型の力を使えば意外と楽に整理できてしまいます。

     

    今回はmakeの主要な意味を文型で一気に整理していきましょう。

     

    文型の使い方については、こちらの動画もご参考ください。

     

     

     

    ▶ makeの意味① 「向かう」

    第1文型SVのとき、動詞は“進行”の意味になります。

    makeもSVの文型をとれるので、“進行”の意味があります。

    そのときには、「行く」「向かう」と訳しましょう。

     

    She made ( for the south ).
      S        V

    「彼女は南に向かいました」

     

    後半のfor the southは【前置詞+名詞】のカタマリです。

    【前置詞+名詞】のカタマリは文型にはカウントされません。

     

     

    ▶ makeの意味② 「~になる」

    第2文型SVCでは、動詞は“イコール”の意味になります。

    makeはSVCの文型をとれるので、“イコール”の意味があります。

    この場合は、「~になる」と訳します。

     

    She made a good mother.
       S        V               C

    「彼女はいい母親になりました」

     

    She=a good motherの関係です。

     

     

    ▶ makeの意味③ 「~を作る」

    第3文型SVOのとき、動詞の意味は特定できません。

    つまりSVOのときには、単語力の勝負となるわけです。

    でも安心してください。

    多くの人がよく知っている意味です。

     

    恐らくほとんどの人は、makeの意味を「作る」と覚えていると思います。

    これはSVOのときの意味なんですね。

     

    She made lunch.
       S        V           O

    「彼女はランチを作りました」

     

     

    ▶ makeの意味④ 「~を与える」

    第4文型SVOOでは、動詞は“与える”の意味になります。

    makeも例外ではなく、SVOOの文型をとるときは「与える」と訳します。

     

    She made her son lunch.
       S       V            O            O

    「彼女は息子にランチを与えました」

     

     

    ▶ makeの意味⑤ 「~させる」

    第5文型SVOCは、因果関係を示すときに使われる文型です。

    【Sが原因で、結果OはCになる】という関係ができます。

     

    学校でmakeのSVOCを習うときには、「OをCにさせる」と習いますが、

    これでは100%のニュアンスをつかんだことにはなりません。

     

    SVOCのときは、多少不自然な訳になっても、

    因果関係を意識できたほうがネイティブの感覚がわかっていいですよ。

     

    She made her son a doctor.
       S        V             O               C

    「彼女によって、息子は医者になりました」

     

    She「彼女」が原因で、結果her son「息子」はa doctor「医者」になったんです。

    この原因と結果の関係がSVOCです。

     

     

    いかがでしたか。

    辞書を見るとたくさん意味が出てくるmakeですが、それはmakeが1~5文型まで、5つの文型をとれるからなんです。

     

     

    文型の本当の使い方を知り、英語学習を効率的に進めましょう。

     

     

    応援しています!

    英語学習がんばってください:)