英語 学習 | 神田 新日本橋 大手町の英語 英会話教室

「英語 学習」
  • ブログ英文法・英語構文 2023年9月14日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校谷口翔太です。

     

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    あなたは、付帯状況のwithという文法を知ってますか?

     

    全く知らないという人もいれば、

    言葉だけは知っているという人もいるでしょう。

     

    この付帯状況のwithは知っている人にとっても、

    カンタンそうで意外と難しく、日本語の感覚と違う部分も多いため、

    つかみどころがない感じがするもの。

     

    そんな付帯状況のwithですが、

    中上級レベルになったらぜひとも使えるようになって、英語の表現の幅を広げたいところ。

     

    というわけで今回は、この付帯状況のwithの基本となるポイントを

    プロの視点で解説していきます。

     

     

    ▶ 基本の型と訳

    まずは基本となる型と訳を見てみましょう。

     

    with O C 「OがCの状態で」「OがCのままで」

     

    付帯状況のwithは、withの後ろにO(目的語)とC(補語)

    という2つの要素が置かれ、副詞のカタマリをつくります。

     

    なぜOCというまとめ方をするかというと、

    OCの関係は「イコール」のときと、「主語+述語」の関係が成立するときの2パターンがあるため、

    付帯状況のwithで使われる2つの要素の関係を表現するのに適しているからです。

     

    Oの位置には必ず名詞が置かれますが、

    Cの位置にはさまざまなカタチが置かれ、OCの間に「イコール」「主語+述語」の関係をつくります。

    後ほどそれぞれ解説していきます。

     

    訳すときには、「OがCの状態で」が直訳ですが、

    もう少し柔らかくして「OがCのままで」としてもいいと思います。

     

    ただし、この訳も難易度の高い文章を読むときにはチューニングする必要があります。

    上級者を目指すなら、基本を踏まえてさまざまな文章に触れながら感覚を磨いていきましょう。

     

    それでは、ここから付帯状況のwithのバリエーションを見ていくことにしましょう。

     

    ▶ CがVing or Vpp

     

    付帯状況のwithの表現で有名なのは、

    with O CのCの位置に分詞、つまりVingやVppが置かれているパターンです。

     

    She left the car with its engine running.

    「エンジンをかけたままで、彼女は車を離れました」

     

    付帯状況のwithの箇所、with its engine runningは、

    「車のエンジン(its engine)が、ついている(running)状態で」というのが直訳です。

    この箇所は、主語+述語の関係が成り立っています。

     

    I was listening to music with my eyes closed.

    「目を閉じたままで、私は音楽を聴いていました」

     

    with my eyes closedは、

    「私の目(my eyes)が、閉じられた(closed)状態で」が直訳。

    目は閉じられる側なので、受け身の関係になっていますが、

    こちらも主語+述語の関係です。

     

    ▶ Cが形容詞 or 副詞

     

    今度はCが形容詞や副詞になっているパターンを見てみましょう。

     

    Don’t speak with your mouth full.

    「口をいっぱいにしたままで、しゃべってはいけません」

     

    Cには形容詞fullが置かれていて、

    with your mouth fullの直訳は、

    「あなたの口(your mouth)が、いっぱい(full)の状態で」となります。

    口にものを含んだままという意味ですね。

     

    He fell asleep with the heater on.

    「暖房をつけたままで、彼は眠ってしまいました」

     

    Cの位置にあるのは前置詞のonではなく、副詞のonです。

    「暖房(the heater)が、スイッチオン(on)の状態で」という意味です。

     

     

    ▶ Cが前置詞+名詞

     

    最後にCの位置に、前置詞と名詞のセットが置かれるパターンです。

     

    My little sister came home with tears in her eyes.

    「目に涙を浮かべて、妹は帰宅しました」

     

    Cの位置に、in her eyesという前置詞+名詞のセットがあります。

    「涙(tears)が、彼女=妹の目の中に(in her eyes)にある状態で」が直訳。

    つまり、目に涙を浮かべているということですね。

     

     

    パターンさえわかれば、複雑に感じていた付帯状況のwithもシンプルに見えてくると思います。

    ぜひ今回の基本をしっかり覚えて、使いこなせるようにがんばってください。

     

     

    今日も応援していますね!

    英語学習がんばってください:)

  • お知らせブログ 2023年3月22日

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    先日、ダウンジャケットをクリーニングに出してきました。

    暖かい日が増えてきて、過ごしやすくなってきましたね。

    あちこちで桜も見られるようになって、春を感じられるようになりました。

     

    昨日3月21日は春分の日ということで、かなり久しぶりにYouTubeに動画をアップしました。

     

    人称代名詞、所有代名詞、再帰代名詞の3つの代名詞についての説明をしている動画です。

     

    中学生で勉強する内容ですが、TOEICには超頻出の単元で、

    文法的な使い分けができるかを問われます。

     

    独学ではなかなか気づかない視点で、簡潔にポイントを解説しています。

     

    もし良かったら見てみてください!

     

     

    今日も応援していますね!

    英語学習がんばってください:)