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スクール情報ブログ 2020年2月15日
講演会@甲南大学ネットワークキャンパス東京
こんにちは!
おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。
2月5日に甲南大学ネットワークキャンパス東京で1時間の講演をしました。
テーマは『日本人は本当に英語ができないのか~一歩が踏み出せないあなたへ~』です。
「日本人は英語が苦手だ」などと言われますが、この議論をするときに絶対に知っておきたいことが2点あります。
日本人が英語を習得する上で、この2つの視点は欠かすことができないもの!
なのにその議論は全くされないまま表面的なことだけが話されてばかり…
今回の講演では、ボクたち日本人が英語を学ぶ際に頭に入れておきたいこの重要な視点を2つお伝えし、英語を習得するために何から始めればいいのかを解説しました。
是非ご覧ください!
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ブログ 2020年2月12日
英文法解説シリーズ『感嘆文』
こんにちは!
おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。
今回は“感嘆文”について解説します。
感嘆文とは「心の動き」や「感情」を表現する文のこと。
>>>感嘆文のカタチ
What (a/an) 形 名 + S V !
How 形 / 副 + S V !
whatとhowを使った2種類があり、SVの前の形の違いによって使い分けます。
文末には!(感嘆符)をつけることにも注意しましょう。
>>>whatの感嘆文
whatの後ろには形容詞に修飾された名詞が置かれます。
名詞が単数形のときには冠詞をつけます。
名詞が複数形や不可算名詞のときには冠詞はつけません。
訳すときには「なんて…な~」とします。
What a beautiful girl she is!
「彼女はなんてきれいな女の子なのだろう!」
What an interesting book this is!
「これはなんて興味深い本なのだろう!」
SVの直前にそれぞれ形容詞+名詞が置かれていますね。
girlもbookも可算名詞の単数形なので、前には冠詞が置かれているんです。
What beautiful girls they are!
「彼女たちはなんてきれいな女の子たちなのだろう!」
What interesting books these are!
「これらはなんて興味深い本なのだろう!」
こちらはSVの直前の名詞がそれぞれ複数形なので、冠詞は必要ありません。
What clean water it is!
「それはなんてきれいな水なのだろう!」
この文はSVの直前の名詞がwaterという不可算名詞なので、冠詞はつけません。
>>>howの感嘆文
howの後ろには形容詞、または副詞が置かれます。
訳すときには「なんて…」とします。
How tall he is!
「彼はなんて背が高いのだろう!」
How sweet this candy is!
「このキャンディはなんて甘いのだろう!」
SVの直前にそれぞれtallとsweetという形容詞が置かれています。
How fast the dog runs!
「その犬はなんて速く走るのだろう!」
How slowly she talks!
「彼女はなんてゆっくり話すのだろう!」
こちらはそれぞれSVの直前に副詞が置かれていますね。
英会話で感嘆文が使われるときには、whatの場合も、howの場合も、後ろのSVの部分は省略されることが一般的です。
しかし、文法的に正式なカタチを知っておくことは非常に重要です!
感嘆文を使いこなして、英語表現の幅を是非広げてください!
今日も応援してますね!
英語学習がんばってください:)
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ブログ英語資格試験 2020年1月25日
最後まで解き切れない最大の原因
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
英語の講師をしていると毎年必ず聞かれる定番の質問というのがいくつかあります。
そのひとつが、
「どうすれば速く読めるようになりますか?」
という質問。
英語の資格試験や大学入試の問題を解いていて時間が足りないと、つい「自分は読むスピードが遅いから間に合わないんだ」と考えてしまうと思います。
しかし、この「どうすれば速く読めるようになるのか」という質問をする人は、なぜ間に合わなかったのかを正確に分析できていないことがほとんどです。
ボクはこの質問をされる度に、このように返します。
「時間があれば、読めたんですか?」
ボクが言いたいのは、読むスピードを上げることを考える前に、そもそも正確に英文を読める力があるのか、ということ。
時間制限がなくて、じっくり読んだら英文の内容を100%理解できる!という方になら、どうやって速く読めるようになるのか解説してもいいと思います。
でも、そもそもゆっくり読んでも英文の内容を理解できないのなら、スピードを上げてもさらに内容が理解できなくなるだけです。
もしあなたが英語の資格試験などで、間に合わないことがあるとすれば、それは読むスピードが遅いからではなく、正確に読める力がないからです!
正確に読める力がないと同じ箇所を何度も何度も読んだりしてしまいます。
なぜ何度も読んでしまうのかというと、それはその箇所の内容が理解できていないからです。
一度読んだ箇所は一回で内容を理解できるだけの「正確に読める力」さえあれば、何度も同じところを読まなくて済みます。
それができれば、英語を読むスピードを上げなくても、時間の問題はほぼ解決するんです。
表面的な部分にとらわれずに、とにかく地道に純粋な「英語力」を鍛えることが一番の近道だということだけは間違いありません。
是非それだけは忘れずに英語学習に取り組んでくださいね。
今日も応援しています!
がんばってください:)
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ブログ英文法 2020年1月18日
英文法解説シリーズ『関係代名詞what』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
今回は“関係代名詞のwhat”について学習します。
この関係代名詞whatは関係詞の中で唯一単独でひとつのグループをつくります。
>>>関係代名詞what3つの特徴
関係代名詞whatを理解する上で重要なことは、その特徴を知ること。
次の3つの特徴をしっかり覚えましょう。
①先行詞がない
②名詞のカタマリをつくる
③後ろには不完全な文がくる
①と②はふつうの関係代名詞と異なるポイントです。
以前解説した関係代名詞の主格、所有格、目的格には「先行詞」と言われる名詞が必ずありました。
しかし、今回のwhatには先行詞はありません。
さらに、ふつうの関係代名詞が形容詞のカタマリをつくるのに対して、関係代名詞whatは“名詞のカタマリ”をつくります。
③についてはふつうの関係代名詞と同じですね。
関係代名詞の後ろの文は「不完全な文」、つまり必要な名詞が抜けている文がくるんでしたね。
関係代名詞のwhatの後ろにも不完全な文が置かれます。
ちなみに関係代名詞のwhatは「こと、もの」と訳します。
She understood [what I was talking about].
「彼女は私が言っていることを理解した。」
関係代名詞whatの後ろにはI was talking aboutという文があります。
前置詞aboutの直後に名詞が抜けているので不完全な文です。
what I was talking aboutは全体で名詞のカタマリになっていて、understoodのOになっています。
Show me [what you have in your pocket].
「あなたのポケットに入っているものを見せなさい。」
you haveの後ろの名詞が抜けているので不完全な文です。
showは第4文型をとるVで、whatのカタマリは2つ目のOになっているので、名詞のカタマリだと分かりますね。
日常の英会話だけでなく、資格試験などでもよく使われる関係代名詞what。
是非使いこなせるようにしましょう!
今日も応援していますね。
英語学習がんばってください:)
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ブログ英文法 2019年12月28日
英文法解説シリーズ『関係副詞』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
今回は“関係副詞”についてです。
関係副詞も関係代名詞と同じように「形容詞」のカタマリをつくります。
< >の部分が関係副詞のカタマリで、先行詞を修飾しています。
>>>関係副詞の種類
関係副詞には3つの種類があります。
whenとwhereとwhyです。
これらは先行詞の種類によって区別されます。
先行詞の違いと関係副詞の後ろのカタチに注目して、それぞれ見ていきましょう。
①when
先行詞が「時」を表す場合、関係副詞whenを使います。
I remember the day <when she was born>.
「私は彼女が生まれたその日を覚えている。」
先行詞はday「日」です。
「時」を表す先行詞ですので、関係副詞のwhenですね。
②where
先行詞が「場所」を表す場合、関係副詞whereを使います。
This is the park <where we play catch>.
「これは私たちがキャッチボールをする公園だ。」
先行詞はpark「公園」です。
「場所」を表す先行詞なので、関係副詞のwhereですね。
③why
先行詞が「理由」を表す場合、関係副詞whyを使います。
Nobody knows the reason <why Tom quit his job>.
「トムが仕事を辞めた理由をだれも知らない。」
先行詞はreason「理由」です。
もちろん関係副詞whyですよね。
>>>後ろのカタチ
関係副詞の後ろにはSVが来ています。
ここまでだと関係代名詞の目的格と同じですが、両者には大きな違いがあります。
関係副詞のSVの後には名詞が抜けていない完全な文が来ています。
関係代名詞の目的格のときは、Oが抜けていましたよね。
つまり不完全な文だったんです。
このように関係代名詞と関係副詞を区別するときには、その後ろのカタチが最も重要なポイントとなります。
忘れないでくださいね。
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