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  • ブログ英会話 2023年8月2日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校谷口翔太です。

     

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    あなたは、youに3つ意味があるって知っていますか?

     

    学校で英語を習い始めたときから、ボクたちに馴染みのあるyou。

    この単語はめちゃくちゃよく使いますし、誰もが知っている単語のひとつ。

     

    今更、youの勉強なんかしなくてもと思うかもしれませんが、

    youをきちんと使いこなせていない人が多いのも事実。

    特に今回ご紹介する3つめの意味は、日常でもかなりよく使われるのに、多くの人が意識できていません。

     

    これを機に、もう一度基本単語youと向き合ってみましょう。

     

     

    ▶ 単数形のyou「あなた」

    もっとも有名なyouの使い方は、単数形のyouだと思います。

    話をしているひとりの相手に対して使い、日本語にするなら「あなた」「君」に相当する言葉です。

     

    例文で確認してみましょう。

     

    You are beautiful.

    「君は美しいですね」

     

    I will give you a call tonight.

    「今晩、あなたに電話します」

     

     

    ▶ 複数形のyou「あなたたち」

    単数形と同じカタチをしていますが、youには複数形の意味もあります。

    こちらは話をしている複数人の相手に対して使い、

    「あなたたち」「君たち」のように訳すことができます。

     

    夫婦がお互いに伝えるI love youのyouは目の前の配偶者ひとりを指しますが、

    例えば、ミュージシャンがコンサート会場でオーディエンスに向けて言うI love youのyouは会場に来てくれた観客みんなを指しています。

     

    ボクの大好きな映画「タイタンズを忘れない」に、こんなセリフが出てきます。

     

    You’re already winners ‘cause you didn’t kill each other at camp.

    「合宿で殺し合わなかったんだから、お前たちはすでに勝者だ」

     

    このセリフにはyouが2回使われていますが、状況や場面がわからなくても、どちらも複数形と判断できます。

     

    最初のYouは、winnersとイコール関係です。

    winnersは複数形ですから、当然主語のYouも複数形です。

     

    後半はyou didn’t kill each otherとなっていて、

    直訳すると「お互いを殺さなかった」という意味です。

    「お互い」という意味のeach otherという単語が使われていることからも、このyouも複数形だとわかります。

     

    ちなみに、単数形のyouと区別するために、youの後ろにallをつけて、you all「あなたたちみんな」とすることもありますが、複数形のときに必ずつけなければいけないわけではありません。

     

    また、ネイティブスピーカーの中には

    「youは複数形で使わない」

    「複数形のyouはallやguysなどをつける」

    と言う人もいますが、そういう感覚でその人が捉えているというだけで、
    you単体でも複数形としてめちゃくちゃよく使われます。

    オックスフォードやケンブリッジの英英辞典にもちゃんと掲載されています。

    安心して使ってください。

     

     

    ▶ 総称のyou「人(は誰でも)」「どんなひとでも」

    最後にもうひとつ、とても大事なyouの使い方をご紹介します。

    それは“総称のyou”と言われるもので、一般的に「人」を指します。

     

    次の例文を見てください。

     

    You have to be 20 or over to buy alcohol in Japan.

    「日本で酒を買うためには、20歳以上になっていなければなりません」

     

    このYouは、これまでお話ししてきた特定の相手に対して、

    「あなた」とか「あなたたち」と言っているわけではなく、

    日本では、「どんな人でも」お酒を買うには20歳以上でなければならないと言っているんですね。

     

    これが総称のyouの使い方なんです。

     

    もうひとつ確認してみましょう。

     

    You are not allowed to take photos here.

    「ここで写真を撮ることは許可されていません」

    =「ここは撮影禁止です」

     

    このYouも、誰か特定の人を指して言っているわけではありません。

    ここでは「どなたも」撮影は遠慮してくださいと言っているんですね。

     

     

    この3つめの意味は、日常ですごくよく使われるにもかかわらず、

    あまり教わることもないですし、理解している人もあまりいません。

     

    この総称のyou、ぜひ覚えておいてください!

     

    今日も応援していますね!

    英語学習がんばってください:)

               
    ブログ著者

    谷口 翔太
    Shota Taniguchi
    株式会社おとなの英語予備校 代表取締役。
    全国通訳案内士国家資格|
    英検1級|TOEIC985点
    IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞者


    高校、大学で2度のアメリカ留学を経験。日本とアメリカの大学で英語学と英米文学を学ぶ。
    学習塾、予備校、ビジネススクールなどを経て、おとなの英語予備校を開校。
    英語の本質をついたわかりやすく楽しい授業は、多くの企業の語学研修や大学の講義でも高い評価を受け続けており、大好評となっている。



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