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ブログ英文法・英語構文 2019年1月8日
英文法解説シリーズ『助動詞(1)』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
今回は“will”という助動詞について解説したいと思います。
この“will”にも多くの誤解が存在します。
ここではその誤解を解き、“will”の本質をしっかり理解しましょう。
>>>英語に未来形はない!
助動詞“will”は未来形だという風に説明されることが多いですよね。
しかし、結論から言ってしまうと英語に未来形はありません!
確かに“will”は未来のことを表すときに使われることがありますが、“will”自体は現在形です。
つまり英語では“will”という助動詞の現在形を使って、未来のことを表現するということになります。
動詞だけだと、基本的に現在や過去のことしか表せないので、助動詞に助けてもらって未来のことを表現するんですね。
>>>willの本当の意味
もうひとつ、よくある誤解が“will”の訳し方です。
「~でしょう」「~するつもり」という訳し方で習ったのではないでしょうか。
例えば、中学のときに次のような英文を習いましたよね。
It will rain tomorrow.
「明日は雨が降るでしょう。」
We will win the game.
「試合に勝つつもりだ。」
しかし、残念ながらこれらの訳し方だと“will”の持っている本当のニュアンスが伝わりません。
“will”には本来、“強い意志”という意味が込められています。
“強い意志”という意味を付け加えたいときに“will”を使うんです。
もともと“強い意志”ですから、訳すときには「~する意志がある」→「絶対~する」としなくてはいけません。
このことを踏まえて、もう一度さっきの英文を見てみましょう。
It will rain tomorrow.
「明日は絶対雨が降るよ。」
We will win the game.
「試合に絶対勝つんだ。」
いかがですか?
“will”の本質を知ると、これらの英文が本来持っているニュアンスがちゃんと伝わりますよね。
>>>「絶対~する」で例外もなくなる
ちなみにこの本質を知っていると“will”の例外的な使い方として学校で習った事柄も、実は例外ではないことがわかります。
1.習慣
She will wash her face every morning.
「彼女は毎朝絶対顔を洗う。」
“will”には「習慣」の意味があるなんて覚えなくても、「絶対~する」と訳せばおしまいです。 2.拒絶
The door will not open.
「そのドアは絶対に開かない。」
“will”を否定文にして「拒絶」を表すことがあり、「どうして~しない」と訳すと学校では習います。
でもこれも「絶対~する」の否定ですから、「絶対~しない」と訳せばOKですね。
“will”も本質さえわかればカンタンですよね(^-^)
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