英会話 | 神田 新日本橋 大手町の英語 英会話教室

「英会話」
  • ブログ英文法・英語構文 2024年3月15日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校の谷口翔太です。

     

    英語の動詞には、いくつも意味があるものがあって、

    覚えるのが大変ですね。

     

    そんな複数の意味を持つ動詞も、

    実は文型の力を使えば意外と楽に整理できてしまいます。

     

    今回はmakeの主要な意味を文型で一気に整理していきましょう。

     

    文型の使い方については、こちらの動画もご参考ください。

     

     

     

    ▶ makeの意味① 「向かう」

    第1文型SVのとき、動詞は“進行”の意味になります。

    makeもSVの文型をとれるので、“進行”の意味があります。

    そのときには、「行く」「向かう」と訳しましょう。

     

    She made ( for the south ).
      S        V

    「彼女は南に向かいました」

     

    後半のfor the southは【前置詞+名詞】のカタマリです。

    【前置詞+名詞】のカタマリは文型にはカウントされません。

     

     

    ▶ makeの意味② 「~になる」

    第2文型SVCでは、動詞は“イコール”の意味になります。

    makeはSVCの文型をとれるので、“イコール”の意味があります。

    この場合は、「~になる」と訳します。

     

    She made a good mother.
       S        V               C

    「彼女はいい母親になりました」

     

    She=a good motherの関係です。

     

     

    ▶ makeの意味③ 「~を作る」

    第3文型SVOのとき、動詞の意味は特定できません。

    つまりSVOのときには、単語力の勝負となるわけです。

    でも安心してください。

    多くの人がよく知っている意味です。

     

    恐らくほとんどの人は、makeの意味を「作る」と覚えていると思います。

    これはSVOのときの意味なんですね。

     

    She made lunch.
       S        V           O

    「彼女はランチを作りました」

     

     

    ▶ makeの意味④ 「~を与える」

    第4文型SVOOでは、動詞は“与える”の意味になります。

    makeも例外ではなく、SVOOの文型をとるときは「与える」と訳します。

     

    She made her son lunch.
       S       V            O            O

    「彼女は息子にランチを与えました」

     

     

    ▶ makeの意味⑤ 「~させる」

    第5文型SVOCは、因果関係を示すときに使われる文型です。

    【Sが原因で、結果OはCになる】という関係ができます。

     

    学校でmakeのSVOCを習うときには、「OをCにさせる」と習いますが、

    これでは100%のニュアンスをつかんだことにはなりません。

     

    SVOCのときは、多少不自然な訳になっても、

    因果関係を意識できたほうがネイティブの感覚がわかっていいですよ。

     

    She made her son a doctor.
       S        V             O               C

    「彼女によって、息子は医者になりました」

     

    She「彼女」が原因で、結果her son「息子」はa doctor「医者」になったんです。

    この原因と結果の関係がSVOCです。

     

     

    いかがでしたか。

    辞書を見るとたくさん意味が出てくるmakeですが、それはmakeが1~5文型まで、5つの文型をとれるからなんです。

     

     

    文型の本当の使い方を知り、英語学習を効率的に進めましょう。

     

     

    応援しています!

    英語学習がんばってください:)

  • ブログ英会話 2024年3月1日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校の谷口翔太です。

     

    英語で「~に見える」という表現をする場合、

    多くの方がlook like ~を思い浮かべるのではないでしょうか。

     

    しかし、気をつけなければならないポイントがありますので、

    今回はこのlook like ~の正しい使い方を見ていきましょう。

     

    ▶ look like ~のlikeは何?

    まずはちょっとした英作にチャレンジしてみましょう。

     

    「あなたは幸せそうに見えます」

     

    これを英語にするとどうなるでしょうか?

    考えてみてください。

     

    僕の経験上、多くの英語学習者が次のようにしてしまいます。

     

    × You look like happy.

     

    ものすご~く惜しいんですが、ちょっと違うんですね。

     

    どこが違うかわかりますか?

     

    ポイントはlikeです。

    このlikeは前置詞で、「~のように」という意味。

    意味だけ考える何も問題なさそうですが、英語はカタチを重視する言語です。

     

    前置詞のルールを確認してみましょう。

     

    前置詞の後ろには名詞がくるという原則があります。

    そのルールから考えるとYou look like happy.が間違いである理由が見えてきます。

     

    前置詞likeの後ろにはhappyが置かれていますが、

    これは形容詞です。

     

    この状態だと、前置詞の後ろが名詞ではなく、形容詞になってしまっているのでダメなんです。

    look like ~を使うときは、後ろに名詞を置きます。

     

    You look like a movie star.

    「あなたは映画スターのように見えます」

     

    That cloud looks like a rabbit.

    「あの雲はウサギみたいに見えます」

     

    例文のa movie starやa rabbitは名詞ですからOKです。

     

     

    では、happyのような形容詞を置く場合にはどうすればいいのでしょうか?

     

     

    ▶ look + 形容詞でOK

    「あなたは幸せそうに見えます」のように、形容詞を置きたい場合は、

    lookの後ろにそのまま形容詞を置きます。

     

    つまり、

     

    You look happy.

     

    が正解!

     

     

    You look pale.

    「あなたは青白く見えます」→「顔色が悪いよ」

     

    This pie looks delicious.

    「このパイは美味しそうです」

     

     

    例文のpaleとdeliciousは形容詞なので、前にlikeは要りません。

     

    動詞のlookの使い方、気をつけてくださいね。

     

    応援しています!

    英語学習がんばってください:)

  • ブログ英会話 2024年2月1日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校の谷口翔太です。

     

    今回のブログでは、ネイティブスピーカーがよく間違ってしまう英文法を4つご紹介します。

     

    海外ドラマや映画のセリフで見たものもありますし、

    僕がアメリカの高校・大学に通っていたときに、実際に先生に直されているところを直接見たことがあるものも含まれています。

     

    ネイティブスピーカーだって人間ですから、文法が曖昧になっていることもありますよね。

    それは日本人も同じこと。

    日本語の文法を完璧に使いこなせているわけじゃないですもんね。

     

     

    ▶ effect vs affect

    どちらも発音は同じです。

    それがネイティブが間違ってしまう原因だと思います。

     

    effect名詞で「影響、効果、結果」という意味で、

    affect動詞で「影響を及ぼす」という意味です。

     

     

     

    ▶ it’s vs its

    これは日本では、学校で英語を勉強始める割と初期に習いますね。

    これも発音は同じです。

     

    it’sは、it isもしくはit hasの短縮形で、

    itsは、人称代名詞itの所有格です。

     

     

     

    ▶ There is vs There are

     

    × There is a lot of people in the park.

     

    この英文は間違っていますが、ネイティブはよく使います。

    僕の知る限りでは、90年代の映画やドラマですでにネイティブがこの間違いをしているので、

    もうかなり以前から口語でこのミスをしているようです。

     

    これは「~がある」「~がいる」という意味のthere構文です。

    この文では、be動詞の後ろに主語がくるので、

    後ろの名詞に合わせてbe動詞を決めなければなりません。

     

    例に挙げた英文では、a lot of peopleが主語です。

    複数ですからbe動詞はisではなくareが正解です。

     

    There are a lot of people in the park.

    「その公園にはたくさんの人がいます」

     

     

    ▶ less vs fewer

    最後にご紹介するのは、lessとfewerです。

    まずはクイズです。

    正しいのはどちらだと思いますか?

     

    (1) less people

    (2) fewer people

     

    これは恐らくほぼ100%のネイティブが(1) less peopleと答えると思います。

    でも答えは(2) fewer peopleです。

     

    lessはlittleの比較級で、little-less-leastと活用します。

    littleは不可算名詞、つまり数えられない名詞につけるので、peopleを修飾できないんですね。

     

    fewerはfewの比較級なので、可算名詞、つまり数えられる名詞を修飾します。

    peopleは数えられる名詞ですから、fewerが正解ということです。

    ちなみにfewは、few-fewer-fewestと活用します。

     

     

    資格試験などを受けられる方は、注意してくださいね。

     

     

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    英語学習がんばってください:)

  • お知らせブログ 2022年12月14日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。

     

    いつも応援ありがとうございます!

     

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  • ブログ学習法 2022年8月2日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。

     

    いつも応援いただきありがとうございます!

     

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    リエゾンという英語の発音のルールがあります。

    有名な言葉なので耳にしたことがある人も多いと思います。

     

    英語ではリンキングと言われ、厳密にはリンキングとリエゾンは違うものですが、

    とにかく音のつながりに関するルールだと思ってください。

     

    今回はその中でも最も基本である「子音と母音の連結」についてお話ししたいと思います。

     

    英語を話すときには、子音と母音がつながることがよくあります。

     

    母音というのは「アイウエオ」のことで、

    子音というのはそれ以外の音です。

    こちらも厳密に言うと、もう少し知識が必要なのですが、とりあえずはこう覚えておいてください。

     

     

    このルールはとても簡単です。

     

    例文をいくつか見てみましょう。

    今回はわかりやすくするために、発音記号を使わず、あえてカタカナで表記します。

     

    Can I see? 「見てもいいですか?」

     

    このCanの「ン」の音と、Iの「アイ」の音は、子音と母音なのでくっつきます。

    そのため「キャン・アイ」ではなく、「キャナイ」とか「クナイ」のように聞こえます。

    Iという単語は直前が子音の場合はよくつなげて発音されるので、

    他の例も探してみるとすぐ見つかるはずです。

     

     

    I bought a car. 「車を買いました」

     

    このboughtの最後の「ト」の音は、次のaの「ア」の音とくっつきます。

    「ボート・ア」ではなく、「ボータ」「ボーダ」「ボーラ」のように聞こえるんですね。

    冠詞のaもよく登場する単語ですので、子音の後でつなげて発音されるのを聞く機会は多いはずです。

     

     

    Stand up. 「立ちなさい」

     

    多くのひとに馴染みがあり、無意識に「子音と母音の連結」をしているのが、この例です。

    「スタンド・アップ」と発音する人は、ほとんどいないはずです。

    これもStandの「ド」とupの「ア」の音がつながって、

    「スタンダップ」と聞こえますよね。

     

     

    英語を話すとき、聞くときにぜひ意識してみてください。

     

     

    今日も応援していますね!

    英語学習がんばってください:)