| 神田 新日本橋 大手町の英語 英会話教室 | 東京で英語を最短で習得できる英会話スクール

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おとなの英語予備校谷口翔太です。

 

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大学受験や資格試験は、時間との勝負です。

限られた時間内に結果を出すことが求められます。

 

講師業をしていると、多くの英語学習者から、

 

「どうすれば速く読めるようになりますか?」

 

という質問をされます。

 

この質問に対して、ボクはよくこう返答します。

 

「ゆっくり読めば、内容を理解できるんですか?」

 

この段階で、鋭い人はすぐにボクのメッセージに気づき、

自分の課題が何であるかを認識してくれます。

 

「どうすれば速く読めるようになりますか?」という質問をする人は、

試験で間に合うようにするためには、スピードを上げなければいけないと思っています。

 

これは、ネイティブやプロの講師も含めてです。

 

しかし、試験で間に合わない根本的な原因は他にあります。

 

 

▶ 根本的な原因は、英文を正確に読めないことにある

ボクの教室には、英検やTOEICなどの資格試験を受けるために通われる方が何人もいらっしゃいます。

 

現在通われている方にも、目標を突破して卒業された方にも、

ボクは“速く英文を読む方法”を伝えたことは一度もありません。

 

ボクがずっと変わらず伝え続けていること。

それは、

 

「英文を“正確に読める力”を身につけましょう」

 

ということです。

 

英語を正確に読める力があれば、スピードは自然に上がります。

 

問題なのは、スピードがないことではありません!

英文を読んだときに、すぐに内容が理解できないことや、何となくしか理解できないことが問題なんです。

 

そしてもっと問題なのは、本人は内容を分かった気になっていても実は違った内容だったということ。

これは、英語がある程度できるようになってきて、少し自信がついてきた人にありがちです。

 

 

試験で間に合わないという悩みを抱えているなら、根本的な問題を解決しましょう。

 

正確に読める力を身につけましょう。

そうすれば、英文を一回読めば内容がスッと入ってきます。

内容がスラスラ入るようになれば、時間内にちゃんと解けるようになります。

 

あなたに足りないのはスピードではありません。

英文を正確に読める力が足りないんです。

 

今一度、あなたはどのくらいの精度で英文を読めているのか、確認してみてはいかがでしょうか。

 

 

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ボクの教室では、英語を話せるようになることを目的に通われている方に必ずやってもらうことがあります。

それは和文英訳というもので、与えられた日本語の文を英語に直すというもの。

いわゆる英作文の一種です。

 

英語を話せるようになりたい人の多くは、

いきなり英会話スクールに通ったり、オンライン英会話のレッスンを受けたりして、「話す」練習から入ろうとしますが、これは効率がいいやり方とは言えません。

 

自分が思ったことを英語に変換する能力が身についてからのほうが、

スムーズに話せるようになります。

 

そもそも英語を話せない大きな原因のひとつは、考えたことを英語に直せないことです。

英語を話す機会が少ないからではありません。

 

だから、ある程度の知識のインプットが終わったら、

絶対に和文英訳をやることをおすすめします!

 

ボクはこの英作文についても、段階に分けてレッスンを行いますが、

その最初の段階で実施しているのが、和文英訳です。

 

そのときに多くの受講生が間違って書いてしまう英文のひとつに次のような英文があります。

 

「私はそこへ行ったことがあります」

 

あなたは、これを正しく英語に直すことができるでしょうか。

 

この文を英語にするためには、まず完了形の慣用表現を知る必要があります。

 

 

▶ have been to ~

「~へ行ったことがある」という表現を、英語では次のように言います。

 

have been to ~

 

この表現は、「~へ行ったことがある」以外にも、「~へ行ってきたところだ」という意味もあります。

 

実はどちらも、

今自分のいる場所とは違う場所に行っていて、今はこの場所に戻ってきていることを示しています。

 

戻ってきてからある程度時間が経過している場合は、「~へ行ったことがある」と訳し、

それほど時間が経ってないのであれば、「~へ行ってきたところだ」と訳せばいいんですね。

 

「私はそこへ行ったことがある」を英語で言うときには、この表現を使えばいいんですが、

多くの人は、違う表現を使ってしまうんです。

 

 

▶ have gone to ~

have been to ~ と似た表現に、have gone to ~ という表現があります。

この表現はgoの過去分詞形であるgoneが使われているため、

こっちを「~へ行ったことがある」という意味だと思っている人が多いんです。

 

でも、このhave gone to ~「~へ行ってしまってここにいない」という意味なんです。

 

もとの場所に戻ってきていないことがポイントですから、「行ったことがある」という表現にはなりません。

 

まずは、この2つの表現の区別に注意しましょう。

 

 

▶ thereは名詞じゃない

最後のポイントとして、「そこ」という意味のthereについてお話ししておきます。

 

「~へ行ったことがある」という表現はhave been to ~ だということはインプットしていただけたと思います。

あとは、「そこ」という意味のthereをつければOKなんですが、

have been to ~ にそのままつけて、have been to thereとはできません。

 

それはなぜか?

 

それはthereが名詞ではなく、副詞だから。

 

英語は言葉の配置がとても大切。

 

have been to の toは前置詞で、前置詞の後ろには名詞が置かれるという決まりがあります。

そのため副詞であるthereはtoの後ろには置けません。

 

では、どうすればいいか?

 

実はとても簡単!

toを取っちゃえばいいんです。

 

前置詞toがいるから副詞thereが置けないわけですから、

それを取ってしまえば副詞を置いてもいいんです。

 

I have been there.

「私はそこへ行ったことがあります」

 

これで英文が完成しました。

 

もし、「私は京都に行ったことがあります」のように名詞を置く場合は、toを残して、

 

I have been to Kyoto.

 

のようにすればいいんですね。

 

 

have been to と have gone toの違いをしっかり覚えて、

その後ろに置くものが名詞か副詞かということにも注意してくださいね。

 

 

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「韻を踏む」という言葉がありますよね。

日本語の韻は、「脚韻」と言われるものが主で、言葉の後ろで韻を踏みます。

 

詩やラップの歌詞なんかでも馴染みがありますよね。

 

実は英語も、ことわざや歌詞などで韻を踏みます。

英語の歌詞は、ラップに限らずロックやポップスでも韻を踏んでいるものが多いです。

 

例えば、Bon JoviのLivin’ on a Prayerという有名な曲がありますが、

この曲のサビの歌詞を見るときちんと/r/の音で韻を踏んでいます。

 

We’re half way there

Livin’ on a prayer

Take my hand, we’ll make it, I swear

Livin’ on a prayer

 

いい曲ですよね~(*´ω`)

 

さて、今回お話しするのは、韻の話ではありますが、

多くの人に馴染みのある「脚韻」ではなく、「頭韻」という言葉の頭の部分で韻を踏む方法です。

 

英語ではこの頭韻というのがいろんな場面で使われています。

脚韻と同じように、韻を踏むことでリズムがよくなって、耳に残りやすくなります。

 

さっそくいくつか例を見てみましょう。

 

 

▶  早口言葉

英語の早口言葉には、脚韻だけでなく、頭韻も非常によく使われます。

 

Peter Piper picked a peck of pickled peppers

A peck of pickled peppers Peter Piper picked

If Peter Piper picked a peck of pickled peppers

Where’s the peck of pickled peppers Peter Piper picked?

 

/p/の音で韻を踏んでいます。

それにしても難易度の高い早口言葉ですね・・・

 

ちなみに英語で早口言葉をTongue Twistersと言いますが、

こちらも/t/の音で頭韻になっています。

 

 

 

▶  企業・店舗名

企業やお店の名前でも頭韻は多く使われています。

 

Best Buy(アメリカの家電量販店)

Krespy Kreme(ドーナツのチェーン店)

Dunkin’ Donuts(ドーナツのチェーン店)

Chuck E. Cheese(ピザのチェーン店)

 

 

 

▶  キャラクター・作品名

キャラクターや作品の名前も頭韻のオンパレードです。

多くの人の親しみを持ってもらうための工夫があるんです。

 

Mickey Mouse(ミッキーマウス)

Minnie Mouse(ミニーマウス)

 

ネズミのキャラクターですから、Mouseの/m/の音と韻を踏むために、

同じ/m/の音で始まる名前にしたわけですね。

 

 

Donald Duck(ドナルドダック)

Daisy Duck(デイジーダック)

 

こちらもアヒルですから、Duckの/d/の音と韻を踏めるように、/d/で始まる名前になっています。

 

 

Clark Kent(クラーク・ケント)

 

スーパーマンの名前ですね。

スペル上はわかりにくいですが、発音上はどちらも/k/の音です。

 

 

Peter Parker(ピーター・パーカー)

 

スパイダーマンの名前です。

頭の音は/p/で韻を踏んでいて、終わりの音は/r/で韻を踏んでいます。

つまり、頭韻と脚韻の両方使っているんです。

さすがスパイダーマンです!!!

 

 

Peter Pan(ピーターパン)

 

/p/の音で韻を踏んでいます。

 

 

Beauty and the Beast(美女と野獣)

 

/b/の音で韻を踏んでいますね。

 

 

 

▶  曲名

ブログでもときどき話していますが、ボクは洋楽にハマったのがきっかけで英語を好きになりました。

特にハードロック・ヘヴィメタルが好きで今でもよく聴いています。

 

オーストラリアのバンドにAC/DCという世界的に有名なバンドがいます。

彼らの代表曲も頭韻が使われています。

 

Highway to Hell

Back in Black ←こちらは脚韻もありますね

 

 

また、イギリスにIron Maidenというバンドがいて、このバンドも世界的に有名です。

彼らも曲名やアルバムのタイトルに頭韻をよく使います。

 

Seventh Son of a Seventh Son

Dance of Death

 

多くの人の耳に残りやすいリズムは、人気を得てヒットする大切な要素のひとつと言えそうですね。

 

あなたも、頭韻を使った名前やキャッチコピーを探してみてはいかがでしょうか。

日本にもいろんなところで使われていたりしますよ。

 

 

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あなたは、youに3つ意味があるって知っていますか?

 

学校で英語を習い始めたときから、ボクたちに馴染みのあるyou。

この単語はめちゃくちゃよく使いますし、誰もが知っている単語のひとつ。

 

今更、youの勉強なんかしなくてもと思うかもしれませんが、

youをきちんと使いこなせていない人が多いのも事実。

特に今回ご紹介する3つめの意味は、日常でもかなりよく使われるのに、多くの人が意識できていません。

 

これを機に、もう一度基本単語youと向き合ってみましょう。

 

 

▶ 単数形のyou「あなた」

もっとも有名なyouの使い方は、単数形のyouだと思います。

話をしているひとりの相手に対して使い、日本語にするなら「あなた」「君」に相当する言葉です。

 

例文で確認してみましょう。

 

You are beautiful.

「君は美しいですね」

 

I will give you a call tonight.

「今晩、あなたに電話します」

 

 

▶ 複数形のyou「あなたたち」

単数形と同じカタチをしていますが、youには複数形の意味もあります。

こちらは話をしている複数人の相手に対して使い、

「あなたたち」「君たち」のように訳すことができます。

 

夫婦がお互いに伝えるI love youのyouは目の前の配偶者ひとりを指しますが、

例えば、ミュージシャンがコンサート会場でオーディエンスに向けて言うI love youのyouは会場に来てくれた観客みんなを指しています。

 

ボクの大好きな映画「タイタンズを忘れない」に、こんなセリフが出てきます。

 

You’re already winners ‘cause you didn’t kill each other at camp.

「合宿で殺し合わなかったんだから、お前たちはすでに勝者だ」

 

このセリフにはyouが2回使われていますが、状況や場面がわからなくても、どちらも複数形と判断できます。

 

最初のYouは、winnersとイコール関係です。

winnersは複数形ですから、当然主語のYouも複数形です。

 

後半はyou didn’t kill each otherとなっていて、

直訳すると「お互いを殺さなかった」という意味です。

「お互い」という意味のeach otherという単語が使われていることからも、このyouも複数形だとわかります。

 

ちなみに、単数形のyouと区別するために、youの後ろにallをつけて、you all「あなたたちみんな」とすることもありますが、複数形のときに必ずつけなければいけないわけではありません。

 

また、ネイティブスピーカーの中には

「youは複数形で使わない」

「複数形のyouはallやguysなどをつける」

と言う人もいますが、そういう感覚でその人が捉えているというだけで、
you単体でも複数形としてめちゃくちゃよく使われます。

オックスフォードやケンブリッジの英英辞典にもちゃんと掲載されています。

安心して使ってください。

 

 

▶ 総称のyou「人(は誰でも)」「どんなひとでも」

最後にもうひとつ、とても大事なyouの使い方をご紹介します。

それは“総称のyou”と言われるもので、一般的に「人」を指します。

 

次の例文を見てください。

 

You have to be 20 or over to buy alcohol in Japan.

「日本で酒を買うためには、20歳以上になっていなければなりません」

 

このYouは、これまでお話ししてきた特定の相手に対して、

「あなた」とか「あなたたち」と言っているわけではなく、

日本では、「どんな人でも」お酒を買うには20歳以上でなければならないと言っているんですね。

 

これが総称のyouの使い方なんです。

 

もうひとつ確認してみましょう。

 

You are not allowed to take photos here.

「ここで写真を撮ることは許可されていません」

=「ここは撮影禁止です」

 

このYouも、誰か特定の人を指して言っているわけではありません。

ここでは「どなたも」撮影は遠慮してくださいと言っているんですね。

 

 

この3つめの意味は、日常ですごくよく使われるにもかかわらず、

あまり教わることもないですし、理解している人もあまりいません。

 

この総称のyou、ぜひ覚えておいてください!

 

今日も応援していますね!

英語学習がんばってください:)