| 神田 新日本橋 大手町の英語 英会話教室 | 東京で英語を最短で習得できる英会話スクール

こんにちは!

おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。

 

さて今回は関係詞の中でもメジャーな“関係代名詞”についてです。

実は関係代名詞には「3つの格」があることをご存知ですか?

まずはこの3つの格を確認してみましょう。

 

 

 

>>>関係代名詞の格

関係代名詞には3つの格があります。

「主格」「所有格」「目的格」の3つです。

 

これからそれぞれの格を詳しく見ていくのですが、そこで注目してほしいことが2点。

それは先行詞と関係代名詞の後ろのカタチです。

 

これらに注目しながら見ていくことにしましょう。

今回のブログではまず「主格」について解説します。

 

 

 

>>>主格の関係代名詞

関係代名詞の主格にはwhowhichの2種類があります。

I have some friends <who live in Rome>.

「私にはローマに住む友だちが何人かいる。」

 

Look at the house <which stands on the hill>.

「丘の上に建っているその家を見てください。」

 

赤字になっているのが関係代名詞ですね。

 

関係代名詞の先行詞は「人」と「モノ」の2種類です。

「人」とはもちろん人間を表す名詞のことです。

「モノ」は人間以外のモノを全般に指します。

動物も「モノ」として考えます。

 

上の文の先行詞はfriends「友だち」です。

友だちはもちろん「人」です。

先行詞が「人」のときには関係代名詞のwhoを使います。

 

下の文の先行詞はhouse「家」です。

人ではない「モノ」のときは、関係代名詞whichを使います。

 

 

そしてもうひとつの重要なポイントが、後ろのカタチ。

上の2つの文の関係代名詞の後ろの下線部によ~く注目してください。

何か気が付きますか?

 

どちらの文もSが抜けて、いきなりVがきていますね。

実は主格の関係代名詞の後ろは、必ずSが抜けている文になっているんです。

 

ちなみにそのVのカタチは先行詞に合わせます。

上の文なら先行詞はfriendsなのでVはliveですが、下の文は先行詞が三人称単数なので、3単現のsがついていますよね。

 

<  >の部分が関係代名詞のカタマリというわけです。

そしてそのカタマリが直前の先行詞を修飾していることが分かりますね。

つまり形容詞のカタマリになっているんです。

 

 

The teacher <who taught us English> was kind.

「私たちに英語を教えてくれた先生は親切だった。」

 

先行詞はteacher「先生」なので、関係代名詞はwhoです。

whoの後ろにはtaughtというVがあり、Sが抜けています。

 

They have dogs <which can swim well>.

「彼らは上手に泳げる犬を飼っている。」

 

先行詞はdogs「犬」なので、関係代名詞はwhichです。

whichの後ろはcan swimというVになっていて、Sがありません。

 

 

今日も応援していますね!

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こんにちは!

おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。

 

今日は“関係詞”について解説します。

関係詞という単元はかなり広い分野になります。

 

馴染み深いものでいうと、“関係代名詞”なんていうものを中学生のときに習ったと思いますが、他にも関係詞にはいろいろな種類があります。

 

今回は本格的に関係詞の勉強に入る前に、その全体像をまず整理してもらおうと思います。

 

 

英語学習者の多くは、関係詞の世界を明確に区別できていません。

 

全体像を整理することで、文法がスッキリ頭の中に収まるだけでなく、学習の効率も良くなりますよ!

 

 

>>>関係詞は3つのグループから成る

そもそも関係詞の世界には3つのグループがあります。

 

①「形容詞節」をつくる

②「名詞節」のみをつくる

③「副詞節・名詞節」両方をつくる

 

 

この3つのグループの最大のちがいは、品詞が異なるということ。

「節」(「せつ」と読みます)という言葉は絶対に覚えなければいけない言葉というわけではありませんが、簡単に言うと「カタマリ」という意味です。

 

 

関係詞には「形容詞」のカタマリをつくるもの、「名詞」のカタマリだけつくるもの、「副詞」「名詞」の両方のカタマリをつくるものがあるんです。

 

ちなみに「関係代名詞」は①の「形容詞節」をつくるグループに属します。

 

 

 

>>>各グループの関係詞

今度はそれぞれのグループにどんな関係詞が属しているのか見てみることにしましょう。

 

①「形容詞節」をつくる

・関係代名詞:
who, which, whose, whom, that   

・関係副詞:
when, where, why, how

 

②「名詞節」のみをつくる

・what                 

 

③「副詞節・名詞節」両方をつくる

・複合関係詞:
whoever, whichever, whatever, whenever, wherever, howeverなど

 

 

 

 

次回以降さらに細かく見ていきますが、関係詞の勉強で混乱しないようにするためにも、まずはこの全体像をしっかり覚えておいてください。

 

 

 

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こんにちは!

おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。

 

YouTubeに動画をアップしました。

今回は“前置詞”について解説しています。

 

前置詞という品詞は日本語にないため、ボクたち日本人には感覚が難しいのですが、ノンネイティブであるボクたちが使いこなすべきポイントは決まっています。

動画を見て前置詞の世界が少しでもカラフルになれば幸いです。

 

>>>前置詞の基本知識

 

>>>atの原義

 

>>>onの原義

 

こんにちは!

おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。

 

英語学習をしていると必ず出会う“文法用語”

 

「用語を覚えるのは大変…」

「文法用語はキライ」

 

文法用語に対してこのようなネガティブな意見を持っている人もいると思います。

 

今回はそもそも“文法用語”が必要なのかどうかについて考えてみたいと思います。

 

 

 

>>>文法用語は超大切!

ズバリ結論から言うと、文法用語はめちゃくちゃ大切です!

 

馴染みのあるものでいうと、

「文型」「不定詞」「関係代名詞」「be動詞」など他にもたくさん聞いたことがある言葉があると思います。

 

これらの言葉を使わずに、英文法を説明するのはかなり難しいです。

文法用語があるから分かりにくいのではなく、文法用語があるから英文法の世界をスッキリ整理して考えられるんです!

 

 

 

>>>なぜ用語は大切なのか?

考えてみてください。

英語学習に限らず、どんなジャンルであっても、専門用語を使わずに説明をすることは非常に難しいですよね。

 

例えば、野球を「一塁」「バッター」「ホームラン」「盗塁」「グローブ」などの用語を使わずに説明するとなると、非常に手間がかかります。

「FW」「ハンド」「フリーキック」「オフサイド」などの用語を使わず、サッカーを説明するのも難しい。

休日にサッカーを友だちとすることになったとしましょう。

 

「ポジション決めよう。俺はキーパーをするよ。」

「キーパーって何?」

 

「こっちにパスして!」

「ごめん、パスの意味がわからない…」

 

こんな状況があったら、どう思いますか?

せっかくサッカーを楽しんでいるのに、なんかスムーズじゃないですよね(笑)

 

 

スポーツの世界だけではありません。

あらゆる分野に専門用語は出てきます。

 

料理なら、「みじん切り」「炒める」「強火」など。

パソコンなら、「マウス」「ブラウザー」「パソコンが重い」など。

音楽なら、「キー」「ブレス」「サビ」など。

 

 

英語学習でも同じです。

英語の問題集を解いていて、解説に出てくる用語でいちいち引っかかっていては勉強が捗りません。

 

もちろん、レッスンの中では用語はしっかり解説しますが、ある程度自分で知識を身につけることも必要です。

そうすることで英語学習はスムーズになっていきます。

 

 

最初から文法用語は難しいとか面倒くさいと決めつけずにがんばってみましょう!

 

 

今日も応援していますね!

英語学習がんばってください:)