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ブログ英文法・英語構文 2019年4月27日
英文法解説シリーズ『比較(2)』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
前回は原級を使った比較表現を解説しました。
今回は比較級を使った比較表現の中からもっとも基本的なものをご紹介します。
2つのものを比べたとき、一方がもう一方よりもどうなのかを伝えるときに使います。
Peter is tall.
「ピーターは背が高い。」
前回同様、Ryanと比べてみます。
Peterの方がRyanよりも背が高い場合、どう表現すればいいのでしょうか。
まず変化させる部分は、形容詞か副詞でしたね。
ここでは形容詞“tall”があるので、これを比較級“taller”にします。
そして比べる対象であるRyanの前に“than”を置きます。
thanは「~よりも」という意味です。
Peter is taller than Ryan.
「ピーターはライアンよりも背が高い。」
これで完成です。
副詞の場合もやってみます。
Peter runs fast.
「ピーターは速く走る。」
副詞の“fast”があるので、これを比較級“faster”にします。
比べる相手Ryanの前に“than”を置いて完成です。
Peter runs faster than Ryan.
「ピーターはライアンよりも速く走る。」
他の英文も見て確認しましょう。
Mr. Washington is old.
「ワシントンさんは年老いている。」
Mr. Washington is older than Mr. Takahashi.
「ワシントンさんは高橋さんよりも年上だ。」
These documents are important.
「これらの文書は重要だ。」
These documents are more important than those documents.
「これらの文書はあれらの文書よりも重要だ。」
My score was bad.
「私の得点は悪かった。」
My score was worse than yours.
「私の得点はあなたのものよりも悪かった。」
Mother gets up early.
「母は早く起きる。」
Mother gets up earlier than Father.
「母は父よりも早く起きる。」
He drives carefully.
「彼は注意深く運転する。」
He drives more carefully than you.
「彼はあなたよりも注意深く運転する。」
I know him well.
「私は彼のことをよく知っている。」
I know him better than anybody.
「私はだれよりも彼のことをよく知っている。」
比較級の表現はまだまだあるのですが、今回解説した基礎をまずしっかり覚えてください。
TOEICでもこの基本を問われるものが出題されます。
得点に結びつくように復習しておいてくださいね!
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ブログ英文法・英語構文 2019年4月13日
英文法解説シリーズ『形容詞・副詞の活用』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
以前のブログで形容詞と副詞のはたらきについて解説しました。
今回は形容詞と副詞の活用を見ていくことにしましょう。
動詞のもとのカタチは「原形」と呼ばれるのに対して、形容詞・副詞のもとのカタチを「原級」と言います。
それを「比較級」「最上級」と活用していきます。
動詞の活用同様、形容詞・副詞の活用にも規則変化と不規則変化があります。
ではそれぞれ例を見ていきましょう。
>>>規則変化
こちらが一般的な活用です。
細かい違いがいくつかありますが、ある一定のルールで変化するだけですので、ルールさえ覚えておけば大丈夫ですね。
原級
比較級
最上級
① tall
taller
tallest
② large
larger
largest
③ early
earlier
earliest
④ big
bigger
biggest
⑤ famous
more famous
most famous
①ただ“er”,“est”をつけるだけです。
②語尾が“-e”の場合は、“-r”,“-st”のみをつけます。
③語尾が“子音+y”の場合は、“y”を“ier”,“iest”にします。
④語尾の子音を重ねて“er”,“est”をつけます。
⑤前に“more”、“most”をつけるタイプです。ちょっとズルい覚え方ですが、6文字以上の単語は“more”、“most”をつけることが多いです。
>>>不規則変化
不規則変化はルールがないので、暗記しなければなりません。
しかし、動詞の不規則変化とはちがい、数が限られていますのできちんと覚えておきましょう。
原級
比較級
最上級
good / well
better
best
bad / ill
worse
worst
many / much
more
most
little
less
least
形容詞・副詞のはたらきを覚えたら、これらの活用をマスターしておきましょう。
比較の単元を学習する上での土台となるので、非常に大切ですよ!
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ブログ学習法 2019年2月15日
こんな単語力の伸ばし方もある!
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
単語を覚えることは英語学習者にとって避けては通れない道です。
今回は身近にある英語をいろいろと紹介したいと思います。
ちょっとした発見で英語の勉強が楽しくなるはずです。
スーパーで買い物をするときに見かけるチルド食品。
この“チルド”は英語で“chilled”と書きます。
chill「冷やす」という意味の動詞が過去分詞になって、「冷却された」という意味の“chilled”になったんですね。
だからチルド食品は「冷却された食品」ということになります。
DVDプレーヤーやゲーム機などに“ポータブル”という言葉が使われたりします。
port「運ぶ」に-able「可能な」がくっついて“portable”「持ち運び可能な」となりました。
携帯電話は“mobile phone”と言いますが、この“mobile”はmove「動かす」と–ible「可能な」がくっついてできた単語です。
小学生のときの宿題で、漢字ドリルや計算ドリルが出ましたよね。
ドリル(drill)には「訓練、演習」という意味があります。
機械のドリルは回転して同じ動きを繰り返します。
何度も繰り返して「演習」するから「ドリル」なんです。
皮をむくときにはピーラー(peeler)を使ったりしますよね。
「皮をむく」という意味の“peel”に–erをつけてできた単語です。
このように-erをつけるだけで「~するモノ」という意味になる単語はたくさんあります。
light「火をつける」に-erをつけると“lighter”「火をつけるモノ→ライター」になります。
hang「吊るす」に-erをつけると“hanger”「吊るすモノ→ハンガー」になりますし、toast「焼く」に-erをつけると“toaster”「焼くモノ→トースター」になりますよね。
炊飯器は「ご飯を炊くモノ」だから“rice cooker”、栓抜きは「ボトルを開けるモノ」なので“bottle opener”と言います。
こうやって関連させて単語を覚えると忘れにくくなります。
ボクたちの身のまわりには英単語がたくさんあります。
単語量を増やすヒントは意外とあなたの身近にあるかもしれませんよ(^^♪
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