英語 企業研修 | 神田 新日本橋 大手町の英語 英会話教室

「英語 企業研修」
  • ブログ英文法・英語構文 2022年5月24日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。

     

    いつも応援いただきありがとうございます!

     

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    「willとshallって何が違うんですか?」

     

    ボクが企業研修などでときどき聞かれる質問のひとつです。

     

    この質問が出るということは、willとshallの共通点を知っているんだと思います。

     

    違いを解説する前に、簡単に共通点をお話ししておくと、

    この2つの助動詞は文法書などで「意志未来」という言葉で分類されています。

    どちらも「意志」が関係していて、「未来」のことを表現するときに使われるという点では共通しています。

     

    しかし、この2つには明確な違いがあります。

     

    シンプルに言うと、

     

    will は「人の意志」

    shall は「神の意志」

     

    という違いです。

     

    〇will=人の意志

     

    willは人の意志を表すため、助動詞として動詞と共に使うと、

    「~する意志がある」という意味になります。

     

    I will pass the exam.

    「私には、その試験に合格する強い意志がある」→「絶対その試験に合格してみせる」

     

    みたいな感じで使います。

     

     

    〇shall=神の意志

     

    それに対してshallは神の意志を表すので、

    「~する運命である」という意味にとれます。

     

    マッカーサーのI shall return.「私は必ず戻ってくる」は有名な言葉ですが、

    「私が戻ってくるのは神の意志によって決まっている」→「私は戻ってくる運命なのだ」ってニュアンスがわかれば大丈夫ですね。

     

    英語で書かれた聖書を読むとshallはたくさん出てきますが、

    「神の意志」という本来の意味から考えれば納得できますよね。

     

     

    日常では、Shall I ~?「(私が)~しましょうか」とShall we ~?「(一緒に)~しませんか」という決まり文句でしか使われなくなりましたが、これらはshallの本来の意味が失われていますね。

    ただ何となく上品で堅い感じがするのは、本来の意味の影響もあるのかもしれません。

     

    今日も応援していますね!

    英語学習がんばってください:)