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ブログ英文法 2020年1月18日
英文法解説シリーズ『関係代名詞what』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
今回は“関係代名詞のwhat”について学習します。
この関係代名詞whatは関係詞の中で唯一単独でひとつのグループをつくります。
>>>関係代名詞what3つの特徴
関係代名詞whatを理解する上で重要なことは、その特徴を知ること。
次の3つの特徴をしっかり覚えましょう。
①先行詞がない
②名詞のカタマリをつくる
③後ろには不完全な文がくる
①と②はふつうの関係代名詞と異なるポイントです。
以前解説した関係代名詞の主格、所有格、目的格には「先行詞」と言われる名詞が必ずありました。
しかし、今回のwhatには先行詞はありません。
さらに、ふつうの関係代名詞が形容詞のカタマリをつくるのに対して、関係代名詞whatは“名詞のカタマリ”をつくります。
③についてはふつうの関係代名詞と同じですね。
関係代名詞の後ろの文は「不完全な文」、つまり必要な名詞が抜けている文がくるんでしたね。
関係代名詞のwhatの後ろにも不完全な文が置かれます。
ちなみに関係代名詞のwhatは「こと、もの」と訳します。
She understood [what I was talking about].
「彼女は私が言っていることを理解した。」
関係代名詞whatの後ろにはI was talking aboutという文があります。
前置詞aboutの直後に名詞が抜けているので不完全な文です。
what I was talking aboutは全体で名詞のカタマリになっていて、understoodのOになっています。
Show me [what you have in your pocket].
「あなたのポケットに入っているものを見せなさい。」
you haveの後ろの名詞が抜けているので不完全な文です。
showは第4文型をとるVで、whatのカタマリは2つ目のOになっているので、名詞のカタマリだと分かりますね。
日常の英会話だけでなく、資格試験などでもよく使われる関係代名詞what。
是非使いこなせるようにしましょう!
今日も応援していますね。
英語学習がんばってください:)