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ブログ英文法 2018年12月4日
英文法解説シリーズ『品詞と文型』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
あなたは英語の“文型”というものを覚えているでしょうか?
そうです、SVOCとかいう、アレです(笑)
今回はこの文型と品詞の関係についてお話ししたいと思います。
文型という言葉を聞くと、なんか難しそうというイメージを持っている人はかなり多いと思いますが、決してそんなことはありません。
大人であれば十分理解できるレベルの話です。
実際、国語の勉強にも文型が出てきますが、これらの知識を習うのはなんと小学校の低学年です。
つまり英語だろうが日本語だろうが、文型というのは基礎的知識だということです。
ちなみに日本語の基本文型は3つに分けられます。
「だれ(何)が どうする。」
「だれ(何)が どんなだ。」
「だれ(何)が 何だ。」
小学校で勉強した覚えがありませんか(^-^)
>>>5つの基本文型
では、英語ではどうなのでしょう?
英語には第1~5文型までの5つの文型があります。
第1文型 S V
第2文型 S V C
第3文型 S V O
第4文型 S V O O
第5文型 S V O C
これらの文型はすべて“V”、つまり動詞が中心になっています。
どんな文型を取るかは動詞によって決まっています。
まずはこれをしっかり頭に入れておいてください。
>>>文の要素とは?
では次に記号の説明をします。
“S”は主語のことです。
主語の場所に置ける品詞は名詞です。
“O”は目的語のことです。
目的語の場所に置ける品詞も名詞です。
“C”は補語のことです。
補語には名詞か形容詞が置かれます。
このように文型と品詞には深い関係があるんです。
これらのS(主語)、V(述語動詞)、O(目的語)、C(補語)のことをまとめて「文の要素」と言います。
余談ですが、「文の要素」と「品詞」を区別できていない人は結構います。
社会人の方でも、
「この単語の品詞は何だと思いますか?」と尋ねると、
「主語です」と答える方がかなりいらっしゃいます。
主語は品詞ではありません。
「文の要素」とはS、V、O、Cのこと。
そして「品詞」とは名詞、形容詞、副詞、前置詞のように“~詞”とつくものです。
つまり、
「品詞は何ですか」と聞かれたら「形容詞です」などと答え、
「文の要素は何ですか」と聞かれたら「補語です」などと答えるのが正しいんです。
この機会にきちんと整理しておきましょう。
>>>品詞・文型から逃げない!
品詞が出てくるとイヤだなと感じる人もいると思いますが、品詞も国語であれば小学生の低学年で習っています。
日本語の文型も品詞と深い関係があります。
ボクが学習塾で教えていた生徒たちも、小学校の高学年になれば、品詞のはたらきによって文型の違いをスラスラ説明していました。
きちんと理解していれば小学生でも自分で説明できることなんです。
「品詞や文型が難しい」というのは思い込みであり、甘えです。
品詞と文型の勉強を避けていては、あるレベルで完全に上達はなくなります。
言語の土台となる部分を理解していないのですから、積み上げられる量には限界があって当然。
逆に品詞や文型を理解することができれば、本当の英語力を身につける土台ができます。
すると英文法の世界が今までと全く違うものになります!
ちなみにTOEICでも品詞や文型に関する問題は頻出です。
TOEICなどの語学試験で得点するにも品詞や文型は非常に大切なんです。
どうか品詞や文型から逃げずにしっかりとした英語の土台を築き上げてください!
さらに文型にはまだ隠された本当の力があります。
また次回以降のブログでお話ししますので、是非楽しみにしていてください!
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