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ブログ英文法 2022年6月21日
goの過去形はなぜwent?
こんにちは!
おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。
いつも応援いただきありがとうございます!
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ボクの教室には、大人になってから英語の勉強をやり直したいという方がたくさん来られます。
さまざまなレベルと年齢層の方にご受講いただいていますが、
そのほとんどは基礎の基礎からやり直したいという方たちです。
基礎からやり直す際に、まず覚えてもらわないといけないことがいくつか出てきます。
そのうちのひとつが、動詞の不規則活用です。
規則活用の場合、動詞の語尾に原則-d, -edをつけるだけで大丈夫ですが、
不規則活用の場合は、規則がないため、覚えてもらうしかありません。
しかも、普段よく使う一般的な動詞ほど不規則活用であることが多いんです。
例えば以下のようなものがあります。
leave-left-left 「去る」
take-took-taken 「取る」
cut-cut-cut 「切る」
中学生のときに、何度も声に出したり、ノートに書いたりして覚えた記憶がある方も多いはず。
ボクの教室の受講生のみなさんにも、入会してすぐに少しずつ覚えてきていただくものなのですが、
この不規則活用の中にひとつだけ異質なものがあります。
それが、
go-went-gone 「行く」
です。
原形のgoと過去分詞形のgoneのつながりは分かりますが、
過去形のwentは明らかに違う動詞に見えますよね?
実はこのwentはもともとwend「向かう、進む」という動詞の過去形だったんです。
goにはgoed(ここではあえてgoedという表記にしておきます)という過去形が存在していましたが、
16世紀以降、同じような意味で使うwendの過去形であるwentが好まれるようになってきたわけです。
そのため、本来は他の動詞であったwentがgoの過去形になりすますという現象が起きたんですね。
言葉というのは、人が使いながらこんな風に少しずつ変化していくものなんですね。
今日も応援していますね!
英語学習がんばってください:)
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