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  • 英文法・英語構文ブログ 2019年7月23日

    こんにちは!

    おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。

     

    今回も前回に引き続き、“分詞”の学習です。

    分詞はVの形をVingVppに変えて、「形容詞」のはたらきをするんでした。

    前回は形容詞のはたらきのひとつ、名詞を修飾する限定用法について学習しましたので、今回はもうひとつの、Cになるはたらき、叙述用法について解説します。

     

     

    >>>Cになる分詞

    She looked surprised.

    「彼女は驚いているように見えた。」

    SheがS、lookedがV、surprisedがCの第2文型です。

    このsurprisedは分詞ですね。

    形容詞と同じくCになるはたらきをしています。

     

    I heard him singing.

    「私は彼が歌っているのを聞いた。」

    IがS、heardがV、himがO、singingがCの第5文型です。

    分詞であるsingingがCの位置にあり、これも形容詞と同じはたらきですね。

     

     

     

    >>>VingかVppの判断

    名詞を修飾する分詞は、その修飾される名詞を基準にしました。

    Cになる分詞の場合、第2文型SVCならSを、第5文型SVOCならOを基準に考えます。

    そのSやOが“する側”ならVing、“される側”ならVppにするんです。

     

    では実際に問題をやってみましょう。

    問:適切な方を選びなさい。

    I saw her (          ) lunch with her friends.

    (A) having

    (B) had

     

     

    文型を考えるとIがS、sawがV、herがOですから、空欄がCということになります。

    第5文型なので、Oのher「彼女」を基準にしますね。

    彼女は“食べる側”ですから、(A) havingが正解です。

    I saw her ( having ) lunch with her friends.

    「私は彼女が友だちと昼食を食べているのを見た。」

     

    それでは、もう一問。

    The game was so much fun. You seemed (          ).

    (A) exciting

    (B) excited

     

    YouがS、seemedがVでCが空欄になっている第2文型です。

    つまりSのYou「あなた」が基準になります。

     

    ちなみにexciteは「わくわくさせる」という意味です。

    あなたがわくわく“させる側”かわくわく“させられた側”かを考えますね。

    直前の文ではThe game was so much fun「その試合はとても楽しかった」と言っていますので、文意からわくわくさせられた側だと理解できます。

    答えは(B) excitedです。

    The game was so much fun. You seemed ( excited ).

    「その試合はとても楽しかった。あなたは興奮しているようだった。」

     

     

    分詞の解説は以上です。

    形容詞のはたらきと共に、分詞の使い方をしっかり覚えておきましょう!

               
    ブログ著者

    谷口 翔太
    Shota Taniguchi
    株式会社おとなの英語予備校 代表取締役。
    全国通訳案内士国家資格|
    英検1級|TOEIC985点
    IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞者


    高校、大学で2度のアメリカ留学を経験。日本とアメリカの大学で英語学と英米文学を学ぶ。
    学習塾、予備校、ビジネススクールなどを経て、おとなの英語予備校を開校。
    英語の本質をついたわかりやすく楽しい授業は、多くの企業の語学研修や大学の講義でも高い評価を受け続けており、大好評となっている。



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