-
ブログ英文法 2019年3月21日
英文法解説シリーズ『形容詞』
こんにちは!
おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。
今回は“形容詞”について解説したいと思います。
形容詞には2つのはたらきがあります。
それぞれを見ていくことにしましょう。
>>>名詞を修飾する
形容詞には名詞にかかって、どんな名詞なのかを説明するはたらきがあります。
形容詞のはたらきとして、割と馴染みがあるのではないでしょうか。
I am an honest person.
「私は正直な人間だ。」
honestという形容詞は直後のpersonという名詞を詳しく説明していますね。
どんな人なのかを説明しているのが形容詞honestなんです。
They are famous writers.
「彼らは有名な作家です。」
famousという形容詞がwritersという名詞を修飾しています。 I need something big.
「私には何か大きいものが必要だ。」
bigという形容詞がsomethingを修飾しています。
修飾される名詞の語尾が-thing、-body、-oneの場合は、名詞の後ろから修飾します。
She had a basket full of oranges.
「彼女はオレンジのいっぱい入ったカゴを持っていた。」
full of orangesが形容詞のカタマリです。
2語以上のカタマリになると名詞を後ろから修飾します。
実は英語では名詞は後ろから修飾されることのほうが多いんです。
これを「後置修飾」といいます。
世間ではあまり話題になりませんが、後置修飾を理解し使いこなすことは英語を上達させるために非常に大事です。
日本語と英語の構造の大きなちがいのひとつであり、日本人が英語を習得するのに苦しむ原因のひとつです。
これを機に後置修飾の感覚を少しずつ身につけていきましょう。
>>>Cになる
形容詞は文のCになることもできます。
文型のところでも勉強しましたが、Cの位置に形容詞は置かれるんでしたね。
Cのある文型は、第2文型(SVC)と第5文型(SVOC)でしたね。
This flower is beautiful.
「この花は美しい。」
これは第2文型です。
SVCのCのところにbeautifulという形容詞があります。
You must keep your desk clean.
「あなたは自分の机をキレイに保たなければならない。」
これは第5文型です。
SVOCのCのところにcleanという形容詞がありますね。
以前ブログでもお話ししましたが、品詞を避けて英語の習得はありえません。
TOEICでも品詞のはたらきを区別する問題は必ず出題されます。
形容詞のはたらきは「名詞を修飾する」と「Cになる」の2つ。
それぞれしっかり覚えて品詞に強くなりましょう!
2231
-
最近の投稿
- 久々にYouTube動画アップしました! 2023/03/22
- 結局これが一番難しい 2023/03/08
- look forward to ~の使い方 2023/02/28
- エゴン・シーレ展に行ってきました 2023/02/17
- New Year’s Resolutions 2023/01/26
-
カテゴリー